国際ロータリ第2780地区第9グループは、この時期7クラブ一斉にポリオ根絶活動の一環として、その活動の趣旨を多くの人に理解いただくとともに活動の資金提供を呼びかけ募金活動を行っており、足柄ロータリークラブは8日新松田駅北口及び御殿場線南口で行いました。
国際ロータリーのポリオ根絶活動は、1979年にフィリピンの子どもたちにポリオ予防接種を始めて以来、パートナー団体とともに懸命に活動を続け、全世界でポリオの発症数を99.9パーセント減らすことに成功しました。今あと少しでポリオを根絶できるところまでになりました。
この活動を多くの皆様に知っていただき支援の輪を広げるために作られたパンフレットには『ポリオが世界から根絶されれば、天然痘に続いて2番目に根絶された疾病となり、公共保健の歴史上、最も偉大な功績の一つとなります。』と書かれています。
8日は街頭で活動するには寒い日でしたが、先人の偉業を引き継ぎ活動に参加できたことに誇りと満足感を得ることができました。募金いただいた方々に感謝です。
※ポリオ(急性灰白隨炎):ウイルス感染により発症する病気で、ワクチンでの予防が可能。感染した場合、ウイルスが神経組織に入って身体まひを引き起こし、死に至るケースもあり、5歳以下の子どもに感染する確率が高く「小児まひ」とも呼ばれています。現在ウイルスの常在国は、アフガニスタン、パキスタン、ナイジェリアの3か国を残すのみとなっています。