『来年度に実施する児童手当の拡充策の一つ、 「第3子以降の加算倍増」 をめぐり、政府が支給要件を見直す方針を固めた。
3人以上の子どもがいる場合、最年長の 「第1子」 が高校を卒業すると 「第3子」 が 「第2子」 に繰り上がるため、加算が受けられなくなる現行の仕組みを改める。
子どもとして数える期間を 「大学生」 まで延長する案が有力だ。』 16日、朝日新聞デジタルが配信した記事です。
記事は具体的に、 『岸田政権は児童手当を来年10月分(支給は同12月)から拡充する方針だ。
児童手当は現在、0~3歳未満は月1万5千円、それ以降は中学生まで月1万円。第3子以降は「3歳~小学生」は加算され、月1万5千円が支給される。
拡充策では、加算の期間を 「0歳~高校生」 に広げて金額も3万円に倍増する。』 と掲載されていました。
少子化対策の中で経済的支援策の一つとして、現行の仕組みを拡大したものではないかと思います。
実現すれば子育て中の保護者の皆さんには、朗報であることは間違いないと思いますが、この施策で子どもを3人産もうと考えるご夫婦はどのくらいおられるでしょうか。
子育て支援は、現金給付を手厚くするのも必要だとは思いますが、保育施設の体制を充実させるための保育士の処遇改善などで待機児童の解消を行うなど、現在全国で起こっている子育ての課題を解消することも重要な子育て支援だと思います。