『物価の変動を反映した働く人1人あたりの 「実質賃金」 が、過去最長の26か月連続で減少したことがわかりました。』 8日、TBSニュースの冒頭です。
ニュースは、現金給与の伸びや所定内給与の上昇を具体的に示したうえで、実質賃金の減少を伝えていました。
最後は 『厚労省は 「今年の春闘で高い水準で賃上げの動きが広がり、賃金は上昇しているものの、物価の上昇には追い付いていない」 としています。』 と結んでいます。
最近買い物に行くと、食品始め日用品の値段がかなり高くなっているのが良くわかるようになりました。
「賃金は上昇しているものの、物価の上昇には追い付いていない」 は、明らかに国の経済政策の失敗ではないでしょうか。
国の経済政策は、生きていくために国民にとって一番重要な問題だと思います。
このまま 「実質賃金」 の減少が27か月28か月と更新する状況を、新1万円札の顔、渋沢栄一さんだったらどんな策を講じたでしょうか。