20日夕方、FNNプライムオンラインは『後藤厚生労働大臣は、午後6時すぎ、記者会見を行い、屋外では、周囲との距離が十分とれなくても、会話が少なければ、必ずしもマスク着用の必要はないとの見解を発表した。
政府見解では、感染対策としてのマスク着用の位置づけは変更しないとしつつ、周囲との距離が確保できないが、会話をほとんど行わない場合のマスク着用の考え方を明確化した。』と始まる記事を配信しました。
日本ではマスクの着用は強制ではありませんでしたが、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めてから専門家の着用推奨意見や自己防衛として、ほとんどの人が屋内屋外にかかわらずマスクを着用し、当初はマスク不足が深刻な問題として取り上げられていました。
20日も東京では新規感染者が3573人と報道され、前週から500人以上減少したとはいえ決して安心できる状況ではありません。
記事には2m以上の距離が無くても会話が無ければ良いなどの記載はありましたが、マスクをしなくて大丈夫だという根拠は示されておらず、ワクチン接種が進んだことやウイルスの特性がある程度わかってきたこと、さらに熱中症対策などを考慮したうえでのことだと思います。
政府からこのような見解が示されはしましたが、全国でまだまだ多くの新規感染者が報道されている現況を考えると、屋外でどれだけの方がマスクを外すでしょうか。
習慣とは恐ろしいもので、屋外とはいえ近くに人がいるときに会話が無くてもマスクを外すのはチョット勇気がいるような気がします。