『藤沢市議会は4日の12月定例会本会議で、議員提案の 「市議会ハラスメント防止条例案」 を賛成多数で可決した。
市議による職員に対するハラスメントなどを防止する目的で、来年4月1日に施行される。
市によると、同様の条例は県内では大和市と開成町でも制定されているという。』 5日、神奈川新聞地域面に大きく掲載された記事の書出しです。
記事にあるように開成町議会では、今年6月の定例会議において議員発議で 「開成町議会ハラスメント防止条例」 の制定を全員の賛成で可決成立しました。
開成町議会ハラスメント防止条例とは、議員及び議会としての役割を十分発揮するため、互いに人格を尊重し相互信頼を深めることを通じて、ハラスメントの防止及びその根絶に努め、信頼される議会の実現を目指すための条例です。
6月の制定当時は、全国1,700を超える自治体の中で、55自治体・議会で制定されており、県内では2自治体・議会でしたが、藤沢市議会が加わりました。
藤沢市議会の条例がどのような内容か分かりませんが、開成町議会は条例のほかハラスメント防止指針や条例逐条解説を作成し内容をより詳しく掲載することで分かりやすく、よりきめ細かな対応ができるようになっています。
この条例により、ハラスメントの防止とその根絶が進めば、今後多くの自治体・議会に制定の動きが出てくるのではないでしょうか。