『政府は2日、 「女性の職業生活における活躍推進プロジェクトチーム(PT)」(座長・矢田雅子首相補佐官) の会合を首相官邸で開き、男女間の賃金格差について都道府県別ランキングを公表した。
格差が最も大きかったのは栃木県で、最も小さかったのは高知県だった。政府は、今回のデータを参考に各地域で実態を把握し、対策強化につなげてもらう考えだ。』 2日夜、時事通信が配信した記事の書出しです。
記事によれば、格差の最も大きい栃木県は男性100%に対し女性71.0%、格差の最も小さい高知県は女性80.4%、経済協力開発機構(OECD)に加盟する先進国の平均は約88%(21年)でした。
同一労働同一賃金の考えからすると、男性か女性かで賃金格差があるのはおかしな話ですが、賃金だけではなく様々なことで男女間格差があるのが日本の現実です。
おりしも、開成町議会9月定例会議の3日の日程に 「女性差別撤廃条約選択議定書の批准を求める意見書の提出を求める陳情」 が議題となり、採択の賛否を問いましたが、2人の議員から賛成討論があった後の採決で、採択に賛成が9人、反対が2人となり賛成多数で採択されました。
反対した議員からは討論がなかったため反対の理由は分かりませんが、男女間の格差は様々な考えがありなかなか難しい問題だということが、開成町議会を見てもよくわかるような気がします。