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町民の実感と乖離が <9月4日>

2024.09.4

 開成町議会9月定例会議2日目の4日、 「令和5年度決算に係る会計年度中の主要な施策の成果及び予算執行状況報告」 が町長からありました。

 その中で、 『町民生活に関わる課題に対し、的確なサービスを提供しながら、将来を見据えた大規模事業も停滞させることなく執行することができた。』 『主要な財政運営指標では、引き続き健全な財政状況が維持されている。』 という報告がありました。

 報告を聞いていると、開成町の財政運営は町民の意向に沿って現在そして中長期的にも大変順調に行われており、また財政運営指数も健全なことからお金には全く心配ないように聞こえました。

 しかし、町民からは、地域におけるインフラ整備・生活環境向上・交通安全・防犯、子育て支援、高齢者福祉の向上など、安全安心で快適に暮らすためのサービス提供に生活の実感、肌感覚として不満の声やさらなる向上を求める声が聞こえています。

 健全財政を維持し計画に沿った予算執行ができたという行政の説明と、町民の生活実感に乖離があると考えられます。

 今後の予算執行では町民の声をよく聞き町民生活の満足度向上を是非図ってほしいと思います。