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赤い運命 <9月26日>

2016.09.26

 『山口百恵さん演じるヒロインは、身寄りのない子を預かる施設で育った。

  宇津井健さんが演じる検事の娘なのだが、生後間もなく伊勢湾台風に巻き込まれて生き別れた。1976年放映のテレビドラマ「赤い運命」である。』これは、9月25日の読売新聞編集手帳の書き出しです。

 そういわれてみれば、この二人の共演で「赤い○○」というシリーズドラマがあったのを思い出します。

 死者と行方不明者5,098人という、戦後の自然災害としては最悪の被害をもたらした伊勢湾台風の上陸が、57年前の9月26日でした。

 編集手帳は、『台風の襲来が相次ぐ57年後の秋である。今度は17号が発生している。今更ながら幾多の無念に思いを致し、情報に目を凝らしたい。』と結んでいます。

 伊勢湾台風という名前は知っていても、上陸した日を覚えている方は被災地を除けば少ないのではないかと思います。

 しかし私たちは、過去の災害をきちんと記憶に残し、それを教訓として防災減災に取り組むことが大切だと考えます。

 海も山も無い開成町で、可能性の高い自然災害の最たるものが台風だと思います。

 9月26日を契機に、明日は我が身の思いで「自助」「共助」「公助」がしっかりと発揮できるよう、防災減災について再確認することも大変重要ではないでしょうか。