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防災テーマパーク <10月29日>

2024.10.29

 28日・29日の両日、神奈川県町村議会議長会の視察で高知県に行政視察に行って来ました。

 先日開成町議会での高知県に行ったばかりで、視察先も1所は同じところの視察でしたが、今回県の議長会で視察した中土佐町の防災の取り組みは大変勉強になりました。

 中土佐町の津波避難タワーはテレビでも紹介され、全国的に有名になりましたが、実際現地でタワーに登ってみると津波の避難所としての臨場感を得ることができました。

 この津波避難タワーは、海辺沿いの住民が避難するために設けられたものですが、400人が避難できる規模で第1号(純平タワー)と第2号(八千代タワー)の2棟あり、合計800人が避難できるとのことでした。

 中土佐町は南海トラフにより震度7の地震で、場所によっては最大22メートルの津波が予想されているとのことで、役場や消防署、幼稚園、小学校、中学校が全て高台に建設されており、特に役場は新築されたばかりの大変きれいで近代的な建物でした。

 役場の危機管理室長の説明を聞いて、地震に対する防災意識が大変高く、地震や津波から本気で町民の命を守るという行政の意気込みを感じました。

 何よりもトップである町長自らの率先した発言と行動が職員や町民に伝わっているようでした。

 トップの本気の意気込みは、防災だけでなくまちづくりには最も重要で大きな力になるということを改めて感じました。

 中土佐町の防災に関しては、またブログで紹介したいと思います。

中土佐町役場(パンフレット)津波避難タワー第1号・第1号から見た第2号>

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