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「複合災害」備えを <1月26日>

2021.01.26

 新型コロナウイルス感染症の収束目処が立たない中、防災の専門家からは複合災害に備える必要があるという提言がされています。

 神奈川新聞に国連防災機関(UNDRR)の水鳥代表が20日、インタビューに応えた記事が掲載されました。

 頻発する気象災害と新型コロナの感染拡大により、避難所となる学校などの備えが必要だと強調されたと書かれていました。

 気候変動による自然災害や異常気象が世界各国で発生し、その防止を図るため温室効果ガスの排出ゼロに向けた取り組みが世界中で推進されています。

 近年日本でもかつて経験のない大型台風の上陸や大雨による災害が全国各地で発生し、更に大地震への警戒が叫ばれています。

 幸い昨年は大型台風の関東地方への上陸はなく、地震を始めとした大きな自然災害に見舞われることもなかったため、開成町ではコロナ禍での避難所使用という事態は避けられました。

 しかし、自然災害がいつどこで発生しても不思議ではないといわれている今の日本において、コロナ禍での避難所使用については万全な備えが必要であることは言うまでもありません。

 各自治体は、それぞれの地域で指定した避難所について、複合災害に対する備えを万全にすることが重要だと考えます。