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なり手不足 <3月17日>

2019.03.17

 17日開成町では14ある自治会の内9自治会で総会が行われ、私の円中自治会もその一つでした。

 総会は例年と特に変わりのない内容でしたが、今年度は三役交代の年度であり、会長の受け手がなく選考委員の皆さんが大変ご苦労されたという話を聞きました。

 他の自治会では総会当日にまだ会長が決まらないというところもあったようで、自治会役員の選出にはどこの自治会も苦労しているようです。

 地方議員のなり手が不足しているという話は、新聞やインターネットでもしばしば配信されることで、17日の神奈川新聞1面にも『議員報酬低いと無投票増』というタイトルの記事が掲載されていました。

 自治会の役員は地方議員よりさらになり手が厳しい状況だと思います。

 自治会を代表する会長は、引き受けてくれる人がいれば誰でもよいというわけには当然いかないわけですが、年金の受給年齢が引き上げられ、希望すれば65歳あるいはもっと長く勤めていることができる雇用情勢を考えると、働きながら自治会長の仕事をするのは現実的にはかなり難しく、自治会長候補の範囲も狭まれていく一方のように感じます。

 新聞で議員報酬について掲載されていることから、自治会長についても報酬についての検討は必要だとは思いますが、報酬だけではなく、資料作りなど実務を行政で代行して、仕事の軽減を図ることも検討する必要があるのではないでしょうか。

 自治会長が集まる会議の中で、それぞれの自治会長に要望や意見を出してもらい、なり手不足の対策を始めないと年を追うごとに益々なり手がいなくなるように思います。

 元気な町の原点は、活発な自治会活動に間違いないと考えます。そのためのリーダーづくりは町にとっても大変重要なことだと思います。