『アルツハイマー予防治験』24日、読売新聞1面トップ記事のタイトルで、『発症前 日本発の薬 欧米と』という太文字がついていました。
記事の内容は、認知症で最も多いアルツハイマー病の発症を防ぐ予防薬の開発を目指して、日本の製薬大手エーザイが開発した薬の国際共同治験が日本で来月にもスタートするとのことです。
治験は世界の1400人に4年間投与し効果を検証するとのことで、世界各国で高齢化が進む中、アルツハイマー病克服の突破口になるか国際的に注目されていると伝えています。
日本を始め世界中の国で寿命が延びている現代、体は健康でも認知症で不自由な生活を余儀なくされ、家族や周りの人にも負担をかけるという状況がクローズアップしている中で、この内容は大変期待が持てることだと思います。
新型コロナのワクチンは、当面海外の製薬会社が開発生産したものを日本でも接種するようになるようですが、そのような中でアルツハイマー予防薬の開発を日本の製薬会社が目指しているというのは頼もしいニュースだと思います。
物忘れがひどく「認知じゃないの」と家族に言われることもしばしばですが、年齢を重ねていくと認知症に対する不安はあります。
是非この予防薬の効果が発揮されるよう大いに期待します。