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コロナの薬に期待 <7月27日>

2021.07.27

 ウォールストリートジャーナル日本版は26日『新型コロナウイルスの治療薬開発を巡り米製薬大手ファイザーや同メルクが競う中、日本の塩野義製薬はコロナ治療薬の臨床試験を開始した。1日に1回服用する初のコロナ治療薬となる。(途中省略)

 今回の治療薬については、新型コロナウイルスを攻撃するよう設計されたものだと述べた。また、1日1回の服用とすることで利便性を高めたという。今月開始した臨床試験は来年まで続く見込みで、副作用などを確認する。

 塩野義は、すでに後期臨床試験を実施しているファイザーやメルクに数カ月後れを取っている。ファイザーの治療薬は1日2回服用するもので、早ければ年内にも販売の準備が整う見込み。(途中省略) 

 塩野義製薬の手代木功・最高経営責任者(CEO)は、タミフルやゾフルーザと同様の極めて安全な経口薬の開発を目指している、と述べた。また、同社の治療薬は服用開始から5日後にウイルスの中和を狙うものだという。  

 手代木氏によると、日本で行われる治験には50~100人の健康な被験者が参加する。また新型コロナ患者を対象にプラセボ(偽薬)を使って治療薬の効果を確かめるより大規模な試験も、日本国内で年内に始まる可能性があるとした。』という記事を配信しました。

 新型コロナウイルスの治療薬もワクチン同様に外国に先を越されての開発にはなったようですが、1日1回家で簡単に服用できる利便性があるようで、期待が膨らみます。

 コロナに対しては世界中でワクチン接種が進められていますが、治療薬がなければ何となく安心できません。記事によればインフルエンザの治療薬で知られる「タミフルやゾフルーザと同様の極めて安全な経口薬の開発を目指している」とのことで、国内でこのような薬が開発製造されるというのは大変頼もしく感じます。

 簡単に使用できる日が一日も早く来るのを期待して待ちたいと思います。