『米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルスの感染者が１８日、世界全体で１億９千万人を超えた。

　５月上旬から減少が続いてきた１週間当たりの新規感染者は、６月下旬から増加に転じており、再び感染拡大局面に入っている。

　各国での規制措置緩和や、インドで最初に確認され感染力が強いデルタ株の流行も懸念され、世界保健機関（WHO）は感染拡大防止策の継続を呼び掛けている。

　感染者は米国が３４００万人、インドが３１００万人、ブラジルが１９００万人を上回り、目立って多い。』１８日夜共同通信が配信した記事です。

　感染者数を割合でいうと、世界の感染者は人口の約２．５％、最も多いアメリカの感染者は約１０％、感染者第２位のインドは人口が多いため割合では約２％、ブラジルが約９％となりますが、感染者が約８４万人の日本は率では１％にも満たない状況です。

　日本がこれだけの感染者で抑えられているのは、政府の要請に対する自粛など感染対策をしっかり守る日本人のまじめな性格によるものだと思います。

　医療のひっ迫などを考えると、急激な感染拡大は抑えなければならないので、緊急事態宣言やまん防などの発出はやむを得ませんが、正直者が馬鹿を見ることのないよう感染対策と経済対策をバランスよく実施することが重要ではないでしょうか。