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ブタの心臓を移植 <1月11日>

2022.01.11

 オミクロン株の出現により世界中で新型コロナの感染者が爆発的に増え続け、医療体制のひっ迫がニュースになり、国内では沖縄で新型コロナの患者以外の医療が厳しい状況に陥ったと伝えられています。

 そんな中、共同通信は11日、『米メリーランド大は10日、重い心臓病の57歳男性に、免疫拒絶が起きないよう遺伝子操作したブタの心臓を移植したと発表した。

 世界で初めてとしている。手術から3日後の今も患者の経過は順調で、注意深く推移を見守る。米国でも移植のために提供される心臓は不足しており、執刀医は「問題解決に一歩近づいた」としている。』という記事を配信しました。

 米国は年明けに1日の感染者が100万人を超えたというニュースが流れ、正常な医療体制とは到底思えませんが、このような状況で「問題解決に一歩近づいた」という手術ができたことは朗報だと思います。

 臓器移植は必要な患者数に対して提供が間に合わないという話をよく耳にします。今回の移植手術が成功すれば世界にとって画期的なことではないでしょうか。

 患者についてニュースは、3日たった今も経過は順調と伝えており、このまま順調に回復されることを願わずにはいられません。