２０日昼前、共同通信が『河野行革相は、新型コロナワクチン接種後の効果について「少なくとも1年は持つ」との見解を示した。』という記事を配信すると、２１日午後には時事通信が『加藤勝信官房長官は２１日の記者会見で、河野太郎行政改革担当相が新型コロナウイルスワクチンの有効期間を1年としたことについて「長期の有効性のデータは十分に得られていない」と述べ、河野氏の見解を否定した。』という記事を配信しました。

　ワクチンの有効性と安全性が高いという報道や、国内の接種も加速して進む状況の中、今や人が集まるとワクチンの話で盛り上がるようになり、特に高齢者の中ではいつどこで接種したとかする予定だとか、副反応が出た、出ないなど具体的なワクチン論議が交わされています。

　１年有効かどうかよりも、多くの国民がワクチンに高い関心を持っている今、同じ閣僚から相反する発言が出ることはいかがなものでしょうか。

　ただ、このような報道がされた以上、この件に関しては政府関係の専門家からしっかり事実を説明すべきではないかと思います。