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命を守るための最善の行動 <10月14日>

2019.10.14

 今回の台風19号では、「命を守るための最善の行動」という警戒レベル5相当が発令され、テレビから早めに避難をするよう再三の警告が示されました。

 先月千葉県を中心に大きな被害を出した台風15号の教訓を生かした内容だったと思います。

 開成町でも12日は9時から町内に4カ所の避難所が開設され、早めの避難体制を整えました。結果的に開成町では、水辺スポーツ公園の冠水以外に大きな被害はありませんでした。

 しかし14日夕方毎日新聞から、全国で死者50人、行方不明18人という配信がありました。

 台風は地震と違って事前に風雨の状況を予知することが出来、また警戒レベルにより自治体から避難に関する指示が出されるため、早めに「命を守るための最善の行動」は可能だと思います。

 それなのになぜこのように多くの犠牲者が出てしまうのでしょうか。残念でなりません。

 地球温暖化を引き金として、世界中で異常気象が発生している中、台風19号レベルの台風はこれからも当然考えられることだと思います。

 今回お亡くなりになられた方お一人おひとりの原因を分析して、2度と同じ不幸が起きないよう万全の対策をとるべきだと考えます。

 今回の避難に関し、「避難情報が聞こえなかった」、「一人住まいの高齢者はどのように避難所まで行けばよいのか」など、多くの自治体から具体的な課題も挙げられています。

 この課題にどこまで真剣に取り組んでいくかが、安全安心に暮らせるまちづくりの重要なカギになるのではないでしょうか。