地球温暖化に関して、日本全国をまわって講演をしているドイツ在住の環境活動家谷口たかひささんの話、4回目を掲載します。
気候変動、地球温暖化を防止するために私たちにできることを講演の中で5つ挙げています。前回のブログで4つまで掲載しました。
講師が一番重要だと考えている5つ目は「政府、企業、メディア、に投票、お買い物、視聴で自分たちが何が大事と思っているかを伝える」でした。
政府の対応を批判する人がいるが、批判する半分の人は投票をしていない、投票をしなければ当選した人になんでもお任せしますと言っているのと同じ、選挙は自分たちの思うことを実行してくれる人にしっかり投票することが大事。
企業も環境に悪いことをしたり従業員を働かせすぎたりしているところもあるが、どんな大企業であっても、買ってくれる人がいなければ企業は存続しない。
メディアは視聴率なければ一瞬でなくなってしまう。視聴者が大事な時間を使って見なければ存在しない。
このようなことから自分を振り返って、日頃からやっている投票とか買い物とか主張をしっかり選ぶだけで世界は一機に変わる。だから一番力を持っているのは市民だと言っています。
日本は義務は教えるが権利は教えない。ヨーロッパは誰にも侵されることの無い基本的人権を尊重し、権利を大事にしている。日本人も基本的人権を最大限使って世の中を変えていこうと呼び掛けていました。
気候変動を防止するためにはその活動に真剣に取り組んでいる政府、企業、メディアを選ぶことが重用であり全ては自分たちの行動が原点となることをしっかり自覚し、実践する必要があると言っています。