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増産マスク なぜ買えない? <4月4日>

2020.04.4

 4月に入ってもマスクは店頭に並ぶ気配がなく、ドラックストアなどにマスクを求めて行列のできる光景はなくなりません。

 政府が月6億枚のマスクを供給すると言っていながら、なぜ未だに不足状態が続いているのでしょうか。

 そんな疑問に、4日時事通信社が配信した記事は『4月に入っても、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う全国的なマスク不足が解消されていない。

 国内メーカーがそろって増産し、大手家電メーカーまで生産に参入する中、どうしてマスクはいまだに「買えない」のか。

 経済産業省によると、国内メーカーは24時間態勢で通常の3倍の増産を継続。3月は中国などからの輸入を含め6億枚超の供給量を確保し、4月は7億枚超の供給を見込む。

 異業種のシャープも参入し、液晶ディスプレー工場のクリーンルームを使って1日約15万枚を国内生産している。

 一時横行した転売目的の買い占めは政府の規制で鳴りを潜め、ウイルス拡大で急減した輸入も順次回復。

 全国マスク工業会によると、店舗への入荷頻度も増えているという。それでも店頭でマスクを見掛けない最大の理由は、際限のない需要増大だ。店舗に朝から行列ができる風景も珍しくなく、「売り場に置くと瞬間的に売り切れる」(同会担当者)状況が続く。

 生産・輸入されたマスクの全てが店頭に並ばないという事情もある。

 厚生労働省マスク等物資対策班の担当者は、「医療機関や高齢者向け施設、公共交通機関などマスクを優先的に必要としている所が多く、店頭販売に回るマスクは限られてしまう」と説明。近く政府が全世帯に配る布マスクの活用を呼び掛けている。

 平時より高額なものの、「楽天市場」などの通販サイトでは、マスクの予約販売を受け付ける店舗も出てきている。

 在庫を1枚当たりの価格で安い順に表示する「在庫速報.COM」というサイトも登場。3日時点では、4月中旬発送で1枚50~70円程度が「相場」となっている。』と伝えています。

 高価な品でもなく、日頃は店内に山積みにされているマスク、それが今や何時間も並んでやっと手に入るものになりました。

 今まで何不自由なくできた生活を一転させてしまった新型コロナウイルス。

 これまで平穏に暮らして来ることができた日常に、改めて感謝しなければと思います。