『広島は6日、原爆の日を迎えた。米国の原爆投下から75年。多くの市民が無差別に命を奪われ、壊滅した広島の街は、復興を遂げた。
ただ、それと同じ歳月にわたって被爆者が望み続けてきた「核兵器のない世界」の実現は見通せない。
私たち一人一人が、失われた命と被爆者が歩んだ苦難の道に思いをはせ、切迫する世界情勢と向き合いたい。』6日、中国新聞デジタルが配信した記事の書き出しです。
そして記事は『核兵器がひとたび使用されれば、日常は消し飛び、家族の命が奪われる。生き延びた人も長期にわたり、原爆症に苦しめられる。
私たちの住む世界に核兵器は要らない。子や孫の未来のためにも、その根本にあらためて立ち返る日としたい。』と結んでいます。
75年前のこの惨事を知る人は本当に少なくなってしまいました。子や孫の未来のためにも「核兵器のない世界」の実現に向けて、世界で唯一の被爆国である日本の役割は大変大きいと考えます。
原爆の日や終戦の日などを機会に戦争の悲惨さ、平和の尊さをしっかり認識して、「核兵器のない世界」に向けた想いを肝に銘じることが重用ではないでしょうか。
コロナ禍の現在、普通に日常を過ごせるということがどんなに幸せなのかを実感しています。
戦争中の皆さんの気持ちはいかばかりであったか、胸の痛む思いです。