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感染予防効果は40% <11月25日>

2021.11.25

 『世界保健機関(WHO)は24日、新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」に対するワクチンの感染予防効果は約40%であると指摘し、人々がワクチンに対して持つ過信について警告した。』25日AFP時事が配信した記事です。

 記事はさらに『接種済みの人の多くが、他の感染予防策がもはや不要になったと思い込んでいると指摘。

 だが感染力の強いデルタ株のまん延により、以前は約60%だったワクチンの感染予防効果が約40%に低下しており、接種を完了した人も感染予防策を続けなければいけないと訴えた。』と伝えています。

 欧州やお隣の韓国で、ワクチン接種を済ませた方も含め大変な勢いで感染拡大が進んでいるという報道を耳にするのは、まさにこの記事の内容が大きな原因だと思います。

 昨日のブログにも掲載したように、日本はワクチン接種率が高い割にマスクの着用や3密回避、手洗い、手指消毒など基本的な感染対策をしっかり続けており、この結果がワクチンの感染予防効果が約40%に低下しても感染者を低く抑えられているのだと思います。

 今回のWHOの警告を真摯に受け止めて感染予防を強化すれば、現在感染拡大が続く国々も感染の抑制が図れるのではないでしょうか。

 また、日本はこれからも対策を続けることが大切だと考えます。