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敬老の日に思う

2014.09.16

 9月15日は敬老の日、総務省の統計によると75歳以上は全人口の八分の一です。

 厚生労働省が発表した最近の調査では、日本人の平均寿命は男性79.59歳・女性86.35歳で前回調査時を男女共に上回る結果となりました。

 寿命が延びることは素晴らしいことだと思いますが、一方で医療費が上昇を続けています。折角長生きするのであれば、だれでも元気で楽しい人生を送りたいと思うのは当然です。

 健康寿命(日常生活に制限のない期間)は男性70.42歳・女性73.62歳と、平均寿命とはかなりの差があるのが現実です。

 健康寿命を延ばすために私は、毎日の生活に張り合いをもって過ごすことが大事だと思います。

 開成町には「ゆめクラブ開成」という素晴らしいお年寄りの集いがあります。それぞれの自治会の中で各クラブが夢のあるネーミングを付けて活動をしています。

 この集いに参加して、お仲間と一緒に様々な行事を通じて楽しむのも張り合いの一つだと思います。

 馴染みのメンバーでパークゴルフを競いながら汗を流すのもよし・気の合った者同士でお茶を飲みながらのおしゃべりもよし、とにかく家にこもるのではなく、外に出て仲間と楽しむこと。これが一番だと思います。

 これらの集いを更に充実させ、健康寿命をどんどん伸ばしていくために、施設の整備も必要です。

 パークゴルフ場を町民の社交場として改善し、レストランや売店を備え、また、気の合ったお仲間が気軽に集えるような安らぎの場づくりも進めたいと思います。

 みなさんの“張り合い生活”を精一杯応援します。