『7月9日6時5分頃、埼玉県・茨城県・群馬県・栃木県で最大震度4を観測する地震が発生しました。この地震による津波の心配はありません。

　震源地：茨城県南部 マグニチュード：4.7 震源の深さ：約50km 埼玉県や群馬県、栃木県、茨城県、千葉県の一部には、この地震により緊急地震速報が発表されました。

　防災科学技術研究所の速報解析によると、今回の地震は北西ー南東方向に圧力軸を持つ「逆断層型」の地震と解析されています。』ウエザーニュースが９日地震直後の６時８分に配信した速報です。

　私の家でも小さな揺れを感じました。幸いテレビの報道では大きな被害はなく済んだようで、9日の報道番組は地震よりも昼間は大雨による被害の状況や今後の大雨情報、午後には東京都のコロナ感染が２２４人で１日の感染者としては過去最多だというコロナ関連のニュースが中心でした。

　ただでさえ新型コロナウイルス感染防止で大変な時期に、九州地方を始めとして西日本東日本まで含めた広い範囲で豪雨に襲われるという重複被害の中、もし９日朝発生した地震が大型だったらそれこそ大変な事態になってしまったのではないかと思います。

　これまでの経験にとらわれることなく、何が起こっても自分の命は自分で守るという強い思いを待って、家族との連絡方法や非常持ち出し品の準備、発生時の情報の取り方や避難場所の確認など、しっかりとした備えが必要不可欠の時代になったと思います。

　「備えあれば患い（憂い）なし」です。