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混合ワクチン開発着手 <9月10日>

2021.09.10

 10日未明ロイター通信が配信した記事は『米モデルナは9日、新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)と季節性インフルエンザワクチンの接種が1回で済むワクチンの開発に着手していることを明らかにした。』と始まり、

 モデルなの開発に関する状況を掲載して最後は、『米バイオ医薬品のノババックスは8日、新型コロナと季節性インフルエンザの混合ワクチンの初期段階の試験を開始したと発表している。』と結ばれていました。

 記事のように、新型コロナウイルスのワクチンと毎年季節が来ると必ず接種しているインフルエンザ予防の接種を、同時に行うことができたら便利なのは言うまでもありません。

 また最近では簡単に自宅で投与できる治療薬の話題も報道されるようになり、感染予防や治療に対する希望の光も見えてきたように思いますが、現実として何より多くの方が待ち望んでいるのは、希望する方への速やかなワクチン接種だと思います。

 10日、東京は新たに1242人の感染を発表し、年代別では、20代が330人、30代が222人、40代が210人、50代が142人で、65歳以上の高齢者は98人と、ワクチン接種率の低い年代順に感染者数が多い状況になっています。

 混合ワクチンも治療薬も期待は膨らみますが、先ずはワクチン接種を加速させることが感染者の減少には一番重要だと思います。