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熊本豪雨 <7月6日>

2020.07.6

 『熊本県南部を襲った記録的な大雨の被災地では6日、球磨村や人吉市などで新たに死者が確認され、同県内の死者は計44人となった。県によるとこのほか、1人が心肺停止、10人が行方不明となっている。熊本県は同日も強い雨に見舞われ、土砂崩れや河川の氾濫など二次災害の恐れが強まっている。』6日、時事通信が配信した記事です。

 今からちょうど2年前の今頃、270人を超える死者・行方不明者を出した「西日本豪雨」が発生し、中でも岡山県倉敷市真備地区では川の堤防が決壊して51人が犠牲になりました。

 熊本県では、「西日本豪雨」を教訓に何か対策をして、それでも今回のような犠牲が出てしまったのでしょうか。

 ここ数年の豪雨や台風はこれまでに経験の無い、想定をはるかに上回る規模で発生し、そのたびに多くの尊い命が奪われるという結果になっています。

 過去の経験で「この辺は大丈夫」という言葉は通用しない状況が現実となっています。

 被災地の報道を見て、一番重要なことは自分たちの地域では誰も犠牲者を出さないという強い想いで、想定など考えずにありとあらゆる対策を講じることだと思います。

 そのために自治体が多くの予算をつぎ込んだとしても人命には代えられません。

 昨年の台風19号で水辺スポーツ公園が冠水した開成町は、その後どのような対策を施したのでしょうか。

 酒匂川沿いにお住まいで昨年の台風で避難された方から、今年はコロナで避難所にはいきたくないが大丈夫だろうかと不安の声も聞こえています。

 特に開成町は、高額の費用をつぎ込んで役場新庁舎を建設したばかりです。そのために災害対策がおろそかになったという声が上がらないよう、府川町長には是非万全な対策を取ってほしいと思います。町民の命と安全安心な暮らしを守ることが一番大切だと考えます。