毎日新聞は1日、 『マスク姿の観客はほとんど見当たらず、ゴール裏からはサポーターによる大合唱が響く。国外から最大で約150万人の来訪が見込まれるサッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会。
新型コロナウイルスが猛威を振るって以降、初めて世界各国から大観衆が集う巨大スポーツイベントは、感染拡大のリスクをはらみつつ、「コロナ後」の様相を呈している。』 と始まる記事を配信しました。
記事はワールドカップの会場の様子を掲載し、2021年夏の東京オリンピックパラリンピックの時とはかけ離れた状況を伝えていました。
そして記事の最後は、 『「コロナ後」に突き進む世界と、「コロナ下」で慎重姿勢を崩さない日本。その違いが顕著に表れたW杯だ。』 と結ばれていました。
それを裏付けるように、同日FNNプライムオンラインが配信した記事には、 『東京都は、きょう午後、新型コロナウイルス対策について話し合う専門家会議を開き、医療提供体制の警戒レベルを、一段階引き上げた。』 と記されています。
感染の拡大が進んでも行動制限の要請は出さないという姿勢は崩していないまでも、昨今の感染拡大状況から、様々な対応策がとられているのが今の日本、ワールドカップが開催されているカタールとは大きな違いがあります。
ただ記事には、カタールでも日本代表の厳戒態勢の様子が掲載されており、それぞれのお国柄が現れているのが現地だと思います。
しかし、新型コロナウイルスが世界から消えたわけではないのも現実です。現地で応援している日本人には、しっかりした日本の感染防止対策を心掛けてほしいと思います。