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牛のげっぷ抑制へ <4月11日>

2021.04.11

 『農林水産省は牛のげっぷに含まれるメタンガスなど温室効果ガス排出削減の研究を加速させる。

 牛のげっぷと排せつ物は国内の農林水産分野の温室ガス排出量の3割近くを占める。

 同省は2021年度、排出削減につながる胃の中の微生物や餌の成分の分析を進める。』11日時事通信社が配信した記事の始まりです。

 記事の中に『牛は胃で餌を消化する際、温室効果がCO2の25倍もあるメタンを発生させ、げっぷで放出する。』と記されており、

 また『排せつ物対策では温室ガス削減につながる栄養バランスを考慮した餌を研究。

 既に栃木県内の牧場で実証実験を行い、その牛肉を「地球環境に優しい肉」と銘打ち、出荷している。』と結んでいます。

 温室効果ガス排出削減はその重要性と緊急性が世界中で話題になっており、日米首脳会談でも議題の一つになると報道されています。

 温暖化防止のために化石燃料の使用を控えるというのは一般的に知られていますが、まさかこのような分野でも研究が進められているとは思っていなかったので大変頼もしく思いました。

 私は今年度も神奈川県地球温暖化防止推進委員の登録を行い、活動計画を知事あてに提出しました。

 自分でできることは限られており毎年同じような計画ですが、省エネなど自分でできることをしっかり行っていくのも大切なことだと思っています。積小為大です。