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破壊的な影響 <11月27日>

2019.11.27

 27日神奈川新聞の1面に『温暖化「破壊的な影響」』という、恐ろしいようなタイトルの記事が掲載されました。

 記事は『世界の温室効果ガス排出が今のペースで続けば、今世紀末の気温が産業革命前と比べ最大3.9度上がり「破壊的な影響」が生じるとの報告書を国連環境計画(UNEP)が26日、公表した。

 パリ協定が努力目標に掲げる1.5度の上昇幅に抑えるには「今は年に1.5%ほど増えている排出量を年7.6%ずつ減らす必要がある」と指摘し、社会や経済の在り方の転換を求めた。』と綴られています。

 記事の最後は『具体的な削減策として、再生可能エネルギーの拡大、省エネの強化、電気自動車の普及などを挙げた。20カ国・地域(G20)で世界の全排出の約8割を占めるため、率先した対策強化が必要だとも指摘している。』と結ばれていました。

 やはり国レベルでの対策活動が必要ですが、日常生活で我々個人ができることも、省エネの強化、電気自動車の普及などと、新聞に掲載された具体策の中にあります。

 照明をこまめに消すことはもちろんですが、省エネ製品の購入も日常生活の中でできることです。

 照明はLEDに替えると白熱電球の約85%省エネになります。現在販売されている家電製品は10年前の物に比べて、冷蔵庫は約47%、テレビは約64%、エアコンは約7%省エネになるようです。(神奈川県地球温暖化防止活動推進センター/特定非営利活動法人かながわアジェンダ推進センター編集発行資料による)

 省エネ製品や電気自動車への買い替えに対し、国、県、地方自治体は補助金を出すなど、行政も身近で現実的な対策を真剣に考える時が来たように思います。

 地球温暖化は単に気温の上昇だけでなく、台風の大型化など自然災害に大きく関係していると考えられます。

 先ずは自分たちのできることから、少しずつでも温暖化防止の活動を実行していくべきだと思います。積小為大です。