緊急事態宣言が解除されていなかった5都道県に、25日解除宣言が出されこれで全国すべての都道府県で、4月7日に発出された緊急事態宣言が解除されたことになります。
テレビのインタビューでは賛否両論の意見があるようですが、新たな感染者の人数を見れば数字的には納得できる状況だと思います。
これで今まで休業をしていた事業者が営業を再開するところが増えてくると考えられますが、果たして利用者が今まで通りに戻ってくるのでしょうか。
飲食店などは、お客様同士の間隔を開けたレイアウトにするなど、三密を避けソーシャルディスタンスを配慮した様々な工夫で、利用客に安心感を届ける努力をされているようですが、果たしてその効果がどこまで期待できるのか・・・。
宣言中は不要不急の外出を控え、要請されたことに従っていれば良かった生活、しかもお店も休業のところが多く、行くところもなかったという状況でした。
しかし宣言が解除されれば多くのお店は営業を再開し、外出する後ろめたさもなくなることになり、自分の判断で自分と大切な人の身を守らなければなりません。
家から出るなと言われればストレスが溜まりますが、出かけていいよとなってもコロナは終息したわけではなく2次感染の心配があり、世間は決して安全安心が担保されている状況ではありません。
マスクを着用し、三密を避け、人と人との間隔をあけるなどのソーシャルディスタンスが「新しい生活様式」として定着しつつあると言われています。
緊急事態宣言が解除されても、この「新しい生活様式」をみんなでしっかり守ることが、解除後の生活で一番重要なことではないでしょうか。