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育業 <6月29日>

2022.06.29

 『小池百合子東京都知事が29日、育児休業に代わる言葉の新しい愛称「育業」を発表した。

 小池都知事はテーマとして「心技体」を提言した上で「育休は決して休みではない」「育児をすることによっていろいろな学びがある。社会で支えていきたい」とコメント。

 新愛称の応募は約8800件が集まったという。新愛称は選考メンバーによって選ばれ、承認された。

 「育業」が選ばれた理由について、小池都知事は「育児は未来を担う子どもを育てる大切な仕事。“業”という言葉には、仕事という意味のほかに努力して成し遂げる意味もある。苦労も大きいが、その分幸せや喜びも大きいのが育児ではないか。

 業務にはチームワークが重要。夫婦だけでなく周囲の協力が不可欠。職場の理解もチームワークだ」と述べた上で「胸を張って“育業してきます”と言える社会にしたい」と抱負を語った。』29日ABEMA NEWSが伝えました。

 「育業」納得できる内容だと思います。育児・介護休業法は育児休業及び介護休業に関する制度として、平成3年に施行されました。

 施行に当たり労働基準監督署や労務安全衛生協会が主催して各企業の人事担当者向けの講習会を開催し、法律の趣旨や運用にあたっての理解を深めました。

 当時人事部門に所属し、労務安全衛生協会の理事や労務部会の会長などをしていた関係で、研修会の資料作りなど準備に携わっていたことを懐かしく思いだしました。

 施行当初は実際に利用する従業員は少なく、記事のような動きが活発になれば利用者の増加や男女の格差も少なくなるのではないでしょうか。

 記事の結びにある、胸を張って“育業してきます”と言える社会が増加することを期待します。