ブログBlog

New Entry

Category

訃報に泣き崩れたスタッフ <12月5日>

2019.12.5

 悲しいニュースですが、目を伏せ避けて通れない事件だと考え掲載しました。

 5日、新聞各紙の1面は、アフガンで武装集団に銃撃され死亡した、中村哲医師の訃報を伝えていました。

 インターネットでも訃報を知らせる多くの記事が配信され、西日本新聞は『訃報に泣き崩れたスタッフ 中村哲さん銃撃死「事業続けるのが遺志」』というタイトルでした。

 記事は『戦乱と干ばつによる混乱が続くアフガニスタンで、30年以上にわたって人道支援に取り組んできたペシャワール会現地代表の中村哲医師(73)が4日、凶弾に倒れた。

 医療支援のみならず、2000年以降は用水路建設にも尽力。貧しい人々に寄り添う活動は現地でも高く評価されていた。「名誉市民として認められていたのに、どうして…」。家族や同級生、ペシャワール会の関係者は言葉を失った。』と伝えています。

 新聞やインターネットには、多くの著名人が中村医師の偉業を称え、銃弾に散った悔しさや惜しむコメントが掲載されており、中村医師がどれだけ偉大な事業を成し遂げたかという証のように感じました。

 生前の中村医師の素晴らしい事業業績を知らず今回初めて知った人も、なぜこのような立派な方が命を奪われなければならないのか、誰もがそう思ったに違いありません。

 戦争に直面せず、平和な日本で暮らす我々には、想像を絶することが世界のどこかで起こっているということを、この事件から改めて認識しました。

 同じ日本人として、中村哲医師を誇りに思います。中村医師のご冥福を心からお祈り申し上げます。