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議会に喫煙所 やめられず設置 <10月5日>

2019.10.5

 『道議会新庁舎に自民会派が喫煙所“設置”決定「すぐやめろというのは難しい問題」北海道』4日北海道放送が放映したニュースの見出しです。

 テレビは、自民党・道民会議 佐々木俊雄会長と藤沢澄雄道議がインタビューに答えた内容を中心に『新しい北海道議会庁舎の喫煙所設置問題で、反対の声が相次ぐ中、唯一、設置を検討していた自民党・道民会議は、4日、結局、喫煙所を設置することを決めました。

 3日に最終判断が先送りされ、4日、改めて開かれた自民党・道民会議の議員総会。
会長から出た答えは…。

 「現時点でたばこを吸っている人にすぐやめろというのは、なかなか難しい問題」「最終的な禁煙に向けた一里塚として、今回は分煙を決断させていただいた」(自民党・道民会議 佐々木俊雄会長)

 議員総会では、1人の道議から「少数意見も大事にしてほしい」との意見も出されましたが、佐々木会長は「あくまで意見として出されただけ」と説明しました。

 「それ(少数意見)については回答を求められていない。その人たちの意見もいろいろ考えた結果、どちらかに今、結論をまとめなければならない状況なので、そういう状況で皆さんにご理解を得られたと思っている」(自民党・道民会議 佐々木俊雄会長)

 一方、設置に反対した道議は…。
 「将来は全面禁煙に向けて努力するということで、一応くみ取ったと言いたいのだろう。そういうふうに私は解釈した。まったく不満です、もちろん。道民全体から非難を浴びるでしょうね」(藤沢澄雄道議)

 新たな喫煙所はJT=日本たばこ産業が提供する意向を示していて、自民党・道民会議は他の会派にも経緯を伝え、理解を求める方針です。』という放送でした。

 日本中で禁煙や分煙の取り組みが進んでいる今だからこそ、このような内容がニュースになるのかもしれません。

 「現時点でたばこを吸っている人にすぐやめろというのは、なかなか難しい問題」というのも現実であり、確かに難しい問題だとは思いますが、喫煙に関する法律や条例が次から次へと成立している状況を考えると、新庁舎でのこの対応は果たして道民の理解を得られるのでしょうか。

 皆さんの賛否はいかがですか。