開成町の老人会は、自治会ごとに組織化されていて私の住む円中地区は長生会という名称の老人会です。
コロナ禍の今年度は行事の大半が開催できず、会員同士が顔を合わせる機会が少なかったため、24日役員の方々が家に来てくれました。
数日かけて会員宅を訪問するとのことでした。
訪問の際、マスクと挨拶状を頂き、そこには『当たり前のように行事が実施できることがどれだけ奇跡的だったのか。改めて、そのありがたさを痛感しています。』と記されてありました。
更に『円中長生会の活動の原点は、会員同士が思いやりを持ってふれあい、共に考え、共に行動し、助け合うことだと思います。』
『「辛い」という字は、横に「一」を足すと「幸い」に変わります。このように辛くても会員同士がワン「一」チームで支え合えれば、「幸いな日々」に変わります。
先が見えない暗闇のようなコロナ禍ですが、こんな時だからこそ、「楽しく、仲よく、支えあい」の気持ちを大切にしたいと思います。
迎える来年度は、どんな変化にも負けないたくましさと、どんな変化も受け止めるしなやかさをもつ長生会活動を目指します。』と書かれていました。
私もこれを読んで感激しましたが、多くの会員が役員の訪問とあいさつ文に勇気づけられたのではないでしょうか。
人口が増加を続ける開成町も、人口の約4分の1は老人でありその割合は年々増加を辿っています。
そのような中で老人の会がこのような考えで運営されているというのは大変頼もしく、素晴らしいことではないでしょうか。
円中長生会役員の皆さんに感謝です。