『岸田首相は23日、東京都内でアメリカのバイデン大統領と会談後、共同記者会見に臨み、「日本の防衛力を抜本的に強化していく決意を表明した」と述べた。
岸田首相は会見で「安全保障環境が一層厳しさを増す中、バイデン大統領と日米同盟の抑止力・対処力を早急に強化する必要があることを再確認した」と述べた。
その上で「私から日本の防衛力を抜本的に強化し、防衛費の増額を確保する決意を表明し、日米で安全保障・防衛協力を拡大・進化させていくことで一致した」と述べた。』23日FNNプライムオンラインが配信した記事です。
ロシアのウクライナ侵攻以降、防衛の考えが変わった国は少なくないと思います。
今まで長年にわたり中立の立場をとっていたフィンランドとスウェーデンがNATOへの加盟を表明し、また今回の日本のように防衛費を増額するなど他国の軍事力による現状変更に対抗する防衛の動きが具体的になってきました。
日本ではFNNの世論調査で62%の人が防衛費を増やすべきだと回答したという報道もあり、ウクライナ情勢から自国の防衛に対する意識が変わってきたように思います。
自分の国は自分で守るのは当たり前のことですが、そのために多くの軍事費を費やすようなことのない平和な世界ができないものでしょうか。