読売新聞オンラインが10日配信したニュースは『塩野義製薬の木山竜一・上席執行役員医薬研究本部長が読売新聞のインタビューに応じ、国内で治験中の新型コロナウイルスワクチンについて、年内に最大3000万人分の量産体制を整える方針を明らかにした。
岐阜県池田町に新工場を建設する。木山氏は「安全な国産ワクチンをできるだけ早く提供したい」と述べた。(途中省略)
また木山氏は、変異ウイルスに対応するワクチンの開発を進めていることも明らかにした。「様々な変異ウイルスにも対応したい」と述べ、有効性の検証を急ぐ考えだ。』と掲載されていました。
さらに記事は『一方、塩野義は新型コロナ治療薬の治験を近く国内で始める。飲み薬での実用化を目指しており、木山氏は「ワクチンは海外の後塵(こうじん)を拝したが、治療薬はどこよりも早く実用化したい」と話した。』と結ばれていました。
記事にもあるようにワクチン開発は海外に後れる結果となりましたが、遅ればせながらとは言え年内に量産体制が整えられるというのは何かホッとする思いです。
さらに、治療薬について「どこよりも早く実用化したい」という話は大変頼もしく感じました。
塩野義製薬が取り組まれているワクチンと治療薬、日本人としてはメイドインジャパンに大いに期待したいと思います。