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高卒はバブル並み <5月17日>

2019.05.17

 『大学生の就職率、97.6%高水準、高卒はバブル並み』17日共同通信が配信した記事のタイトルです。

 記事は『今春に大学を卒業し、就職を希望した人の就職率は4月1日時点で97.6%で、過去最高だった昨年と比べると0.4ポイント減少したが、統計を始めた1997年春卒以降、2番目となる高水準を維持した。厚生労働省と文部科学省が17日、発表した。

 一方、就職を希望する全ての高校生を対象とした文科省の調査によると、3月末現在の就職率は昨年より0.1ポイント増の98.2%。9年連続の増加で、過去最高だったバブル期の1990年度(98.3%)にほぼ並んだ。

 人手不足を背景に、高校生についても企業の採用意欲が高い状況が続いている。』と記されていました。

 人手不足が続く状況で、高卒はバブル並みとのことです。私は長年中小企業で人事の仕事をしていたので、人手不足時、特にバブル期の採用は本当に苦労しました。

 一生懸命努力してやっとの思いで採用しても、5月の連休明けには大勢の退職者が出てしまい、泣きっ面に蜂という思いも味わいました。

 バブルのころ求人活動は困難を極めましたが、土地や株価の高騰を始め、日常生活では好景気を感じる状況でした。

 それに比べ現在は、人手不足で就職率は高水準と言っても日常生活の中でバブルのころほど好景気を感じることはないように思います。

 就職率の高さが、企業業績を押し上げ経済の活性化と好景気に繋がり、我々の日常生活に大きく良い影響が出て、豊かさを実感できるようになればと思います。