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11の鍵その2 <11月21日>

2019.11.21

 県外行政視察で訪れた兵庫県相生市が人口減少対策として進めている『定住促進関連事業「11の鍵」』7~11を紹介します。

 7番目は、『3歳児保育事業』で、「市立幼稚園全園(6園)では、幼児期に基本的な生活習慣を身に付けるため、3歳児保育を実施」

 8番目は、『市立幼稚園預かり保育事業』で、「4歳児、5歳児を対象に通常保育終了後16時30分まで、無料で預かる保育を実施」

 9番目は、『給食費無料化』で、「市立幼稚園(6園)、小学校(7校)、中学校(3校)で栄養の摂れた給食の提供と給食費の無料化」

※幼240円/食、小250円/食、中310円/食

 10番目は、『相生っ子学び塾事業』で、児童の安全な放課後の居場所づくり、自学自習力と基礎学力の向上を目的に、地域の人々や教員OBの協力のもと、小学5、6年生を対象に、国語、算数、英語などについて実施」

※国語・数学=週1回、英語=週2回、空き教室を利用  珠算=月3回、文化会館

 11番目は、『ワンピース・イングリッシュ事業』で、「幼児期から中学校卒業まで、段階に応じた英語教育のため、総合的なプログラムを実施」

 以上が相生市が行っている「定住・子育て支援事業“11の鍵”の内容です。

 皆さんがお住いの自治体と比較して、いかがでしょうか。

 人口減少が進み、財政的にも厳しさを余儀なくされた自治体が、行政トップの「選択と集中」で巻き返しへの努力が見えると思います。

 日本中が人口減少傾向で、大都市集中の流れの中、今が良くても必ずいつかは訪れる人口減少、良い時にこそ先の一手を打つことが大切ではないでしょうか。