『9月1日は 「防災の日」。今年は1月の能登半島地震に始まり、8月には 「南海トラフ地震臨時情報 (巨大地震注意) 」 も発表された。
災害時用トイレを含め、遅れがちだった各家庭での防災の備えへの意識の高まりもみられるようになった。』 31日、毎日新聞が配信した記事の書出しです。
記事には防災意識に関するアンケート結果を掲載してあり、備えている防災用品で一番多かったのは懐中電灯の85.5%、次いでカセットコンロ53.6%で簡易トイレは33.6%でした。
記事の最後は、 『 「排せつを我慢すると命に関わる。自分専用のトイレを確保することで、プライバシーの保護や性犯罪抑止、高齢者福祉にもつながります」 と話している。』 という専門家の意見で結ばれていました。
我が家でも簡易トイレはこれまで備えがありませんでしたが、地震の情報や大型台風の接近などで危機感が増し、購入の申し込みをしたところ売り切れとのことで実際にはまだ入手出来ていません。
地震、台風、大雨、これまで経験したことの無い自然災害がいつどこで発生してもおかしくないのが昨今の地球環境だと思います。
簡易トイレもこの機会にしっかり備えておきたいと考えています。
『2024年度の都道府県別最低賃金が29日出そろい、厚生労働省が発表した時給の全国平均は前年度比51円増の1055円だった。
引き上げ額は過去最大。国が示した「目安」の50円を27県で上回り、徳島は84円増の980円と、異例の大幅引き上げを決めた。
今年度は深刻な物価高や人手不足、今春闘の歴史的な賃上げ結果を背景に、最低賃金も大幅に増額。全国で時給950円を上回り、1000円超えは16都道府県に倍増した。
新たな最低賃金は10月1日以降、順次適用される。』 29日夕方、時事通信が配信した記事の書出しです。
最賃が一番高いのは東京都で1163円、神奈川県は2番目で1円安く1162年です。
7月終わりに中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)の小委員会が目安を公表した際のブログにも書きましたが、この引き上げで現在の物価高を果たして克服することができるのでしょうか。
また、103万円の壁や130万円の壁を意識して働いている方は、どのように対応されるのでしょうか。できることならこの壁も一緒に検討して欲しいのではないかと思います。
全国平均で51円の引き上げが、国民の暮らしに効果が出るよう物価高騰など様々な配慮と対策が重要ではないかと思います。
※103万円の壁:48万円の基礎控除と55万円の給与所得控除の合計額であり、この範囲を超えた分に対して所得税の納税義務が生じます。
130万円の壁:親や配偶者の社会保険(健康保険等)の扶養から外れ、すべての人が自分で社会保険料を支払う必要が生じる年収の境目のことです。また、年収が130万円に達していると、所得税や住民税も納付する必要があります。
開成町議会9月定例会議が、9月3日から始まります。
26日に議会運営委員会を開催し、9月定例会議の日程などが決定されました。
9月定例会議は、令和5年度の決算認定が主な議事ですが1日目の3日には5人の議員の一般質問が行われます。
一般質問の内容については、既に議会のウエブサイトで質問を行う議員が20秒のビフォー動画を配信しています。
2日目以降、議案の審議等が始まりますが令和5年度の決算内容について、執行側からの細部説明や議員からの質疑などで9月の定例会議は延べ5日間の日程で行われます。
詳しくは近日中に新聞などに掲載され、議会のウエブサイトでもお知らせします。
一般質問では町民の皆さんの意見や要望に沿った内容について町の考えを問い、また、決算審議においては貴重な税金の使い方に関し、しっかり確認し町民福祉のさらなる向上につなげていきたいと考えています。
多くの皆さんに議場での傍聴、あるいはライブ配信で議会の様子をご覧いただきたいと思います。
28日、テレビを見るとどこの局もニュースや報道番組は強烈な台風と自民党総裁選の話題がメインとなっています。
そんな中、日本気象協会が配信した記事は 『非常に強い台風10号は、29日(木)午後~30日(金)にかけて史上最強クラスの勢力で九州に上陸するおそれ。
鹿児島県には台風を要因とする「暴風・波浪・高潮の特別警報」が発表されています。
また、西日本と奄美地方では、29日(木)にかけて線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。
夜間に甚大な災害が起こるおそれがあるため最大級の警戒が必要です。』 と始まる記事を掲載しました。
現在その史上最強クラスの台風が日本列島に沿って北上する予報となっており、日本中でしっかりと備えをする必要があるようです。
自然災害は回避するすべはありませんが、地震と違い台風は数日前から備えることはできます。
後で後悔することがないよう 「自分の身は自分で守る」 を肝に命じる必要があると思います。
大きな被害が出ないことを願わずにはいられません。
27日夕方、開成町は一時大変な大雨で一部の川が氾濫し自宅の駐車場に車が入れられないという話を聞きました。
そんな中、日本気象協会は 『台風10号は、西日本・東日本を縦断するおそれ。動き遅く、同じようなところで長時間にわたり大雨が降り続く可能性があります。
西日本から東日本の太平洋側を中心に記録的な雨量となり、特に、九州南部や四国では総雨量が1000ミリを超えるおそれがあります。
地すべりなど大規模な土砂災害や河川の氾濫など甚大な災害発生の危険度が高まるため厳重な警戒が必要です。
非常に強い台風10号は、28日(水)にかけて奄美地方に最も接近する見込みです。
その後、29日(木)~30日(金)に九州に接近・上陸し、西日本・東日本を縦断するおそれがあります。』 と始まる記事を配信し、警戒を呼びかけました。
山の無い全町が平坦の開成町は、大雨による土砂災害の危険性はなく、ハザードマップによれば酒匂川の氾濫があっても家屋の浸水する地域は一部であるという、水害には比較的強い地形にあります。
しかし、昨今の過去に例のない規模の自然災害を考えると今回の台風にも十分な警戒と備えは必要だと思います。 「自分の身は自分で守る」 を確実に実行できるよう心掛けておきたいと思います。