27日、開成町立小学校2校の運動会でした。
25日開催の予定で議会として招待されましたが、雨で27日に延期されたため、他の公務があり途中からの参加となりました。
今年度も全校児童が一緒に、保護者の入場制限もなかったようで、校庭は大変な賑わいと活気にあふれていました。
種目は、1,2年生の50メートル走・3,4年生の80メートル走・5,6年生の100メートル走のほか各学年1種目と1,2年・3、4年・5、6年生が一緒に行う団体の演技でした。
どの種目も練習の成果がしっかり発揮され、楽しく観覧させてもらいました。
児童たちも多くの保護者に見守られながら、満足そうな笑顔に満ち溢れていました。
運動会のスローガンは、 「楽しもう!!~全力でつくりあげる最高の運動会~」 でしたが、まさにスローガン通りの素晴らしい運動会になったと思います。
先生始め保護者の役員、関係者の皆さんに感謝です。
<グランドいっぱいに広がった演技>

26日(日)開成町社会福祉大会が福祉会館多目的ホールで開催され、議会を代表して挨拶しました。
式典は2部構成で、第1部は一般社団法人関東交通犯罪遺族の会副代表理事の方を講師に、 「加害者も被害者も生まない社会に」 と題しての記念講演。
第2部は式典で、主催者挨拶のあと功労者等の表彰、福祉作文朗読、来賓挨拶、受賞者代表挨拶という次第でした。
記念講演では、多くの方がニュースなどでご存じだと思いますが、数年前池袋で車の暴走により奥様と当時3歳の娘さんをなくされた被害遺族が講師で、事故にまつわる様々な話を伺いました。
事故後は生きる意味を見失ったが、 「愛しているからこそ、ふたりの命を無駄にしない」 という想いで、現在は交通事故撲滅、犯罪被疑者支援の充実、誹謗中傷問題などについて活動されていて、実際の経験から出る言葉は説得力があり感動しました。
第2部では功労者表彰の後の、福祉作文の優秀賞を受賞された小学生と中学生の朗読がありましたが、2人の作文は実際に自分が経験した内容を分かりやすく綴られており福祉の作文らしい思いやりや温かさを感じる内容で感動しました。
この大会が、式典の趣旨でもある 「開成町らしい共助文化の将来を展望することにより、誰もが安心して暮らせる福祉のまちづくり」 の一層の加速につながればと思います。
<令和7年度開成町社会福祉大会の会場 福祉会館多目的ホール・来賓としての挨拶>

先日のブログに掲載しました、神奈川県町村議会議長会による22日・23日の宮城県行政視察について、今回は石巻市の視察について紹介します。
石巻市は宮城県では仙台市に次ぐ人口を擁する市で、県の北西部に位置し、面積は554.55㎢、人口約13万人で、面積は山北町の約2.5倍、人口は開成町の約7倍、議員定数は28人で小田原市より1人多い議員数です。
今回の視察目的は、 「東日本大震災対応と復旧・復興(防災・減災)の取り組み」 と 「震災遺構門脇小学校の現地視察」 でした。
初めに市の防災センターで、 「東日本大震災の災害対応・防災減災への取組」 について、危機管理部震災伝承課の課長からパワーポイントを使って丁寧に分かりやすい説明をいただきました。
震災伝承課という課があるのは大震災を経験した市ならではでしょうか。話の中には震災時の生々しい状況もあり当時のテレビで報道された様子が目に浮かびました。
市内を見る限り普通の状況で、居住地などには特に震災の爪痕が残っている様子はありませんでした。
しかし、震災遺構門脇小学校の現地視察で当時の被災状況がそのまま保存され、さらに震災時の様々な品物や写真が展示されているのを見ると、大震災と津波の恐ろしさを痛感しました。
開成町は立地的に自然災害には強い町とされていますが、現在世界中で発生している大地震や国内の様々な災害を見た時、災害はいつどこで起きてもおかしくない状況は明らかです。
こうした被災地の生々しい被災状況を視察し、また被災したからこそ万全な備えをしている防災減災の取り組みは強く心に残りました。
今後の議会、議員活動の大きな糧にしたいと思います。
昨日のブログに掲載しました、神奈川県町村議会議長会による22日・23日の宮城県行政視察について、24日は大和町の視察について紹介します。
大和町は仙台市から北に約20㎞の位置にあり、面積は225.49㎢、人口27,919人、で面積は山北町とほほ同じ、人口は開成町に山北町を加えた人数であり、議員定数は16人で南足柄市と同じ議員数です。
今回の視察目的は、大和町が実施している 「これからの大和町議会のあり方プロジェクト」 について、その内容や進め方を学びに行きました。
プロジェクト発足の経緯は、町村議会が全国的になり手不足が深刻化している中、その対策を検討し改善することが目的でした。
プロジェクトは、ステージ1として情報収集・分析、ステージ2として意見集約・機運醸成、ステージ3として条例改正という手順で、的確な情報発信と高い透明性を掲げて進めたとのことでした。
大学の先生を講師に迎えての基調講演やセミナー、ワークショップなどを重ね、町民の皆さんと一緒に時間を掛けながら丁寧に進めた様子を、議会事務局の方から詳しく解説してもらいプロジェクトの概要を学びました。
きめ細かな取り組みにより町民の皆さんの賛同を得て、報酬の引き上げなどを実施し、議員のなり手不足は解消したとのことでした。
開成町議会も全国的な議員のなり手不足の傾向は同様であり、現在 「持続可能な議会のあり方」 を議員全員で検討しているところで、今回の視察は大変参考になりました。
22日・23日の両日、神奈川県町村議会議長会で宮城県の大和町と石巻市に行政視察に行って来ました。
大和町では議会が進めてきた 「これからの大和町議会のあり方プロジェクトについて」 に関し、詳しい内容について学んできました。
また、石巻市では 「東日本大震災対応と復旧・復興(防災・減災)の取り組みについて」 の説明を受けた後、実際の被災現場である 「石巻市災害遺構門脇小学校」 を視察し、当時の生々しい状況を実感しました。
大変良い勉強になった両視察について、今後のブログで紹介したいと思います。
<大和町役場・災害遺構門脇小学校>
