『先進7か国首脳会議(G7サミット)を前に、リシ・スナク英首相(43)が本紙に寄稿した。
ロシアが核の脅しを強める中、「私たちは核不拡散・核軍縮の理想のため、団結し続けなければならない。核戦争はあってはならない」と訴えた。
英国は核保有国だが、岸田首相が「核兵器のない世界」に向けて提起する核不使用などに賛意を示した。』 18日、読売新聞オンラインが配信した記事です。
記事には、スナク首相の 『広島原爆投下を「言語に絶する人類の悲劇」と表現し、「私たちは悲劇が今日の世界に投げかける意味を振り返るだろう」と訪問の意義を強調した。』 や 『 「核のエスカレーションの危険性が過去60年で最も高まっている」 と指摘』 などの発言が掲載されていました。
19日に広島市で開幕するG7、唯一の被爆国であり被爆地での開催、まさに 「核兵器のない世界」 の実現に向け、前進となる会議になることを大いに期待したいと思います。
前日までの過ごしやすい気温から一変して17日は、暑い陽気となりました。
TBSニュースは 『急激な暑さに戸惑っている方も多いのではないでしょうか。
東京は30度を超え、今年はじめての真夏日に。岐阜県では35度を超える「猛暑日」となりました。』 と伝えました。
また他のメディアは、体育祭の練習をしていた複数の中学生が病院に運ばれたという熱中症にかんするニュースを配信しました。
この時期は、まだ体が暑さに慣れていないため、急激な気温上昇による熱中症に注意が必要と報じています。
17日は背広にネクタイ姿で外出する用がありましたが、車での移動だったためそれほど暑さはきになりませんでした。
しかし今からこのような暑い日が続くと、本格的な夏を向かえるのが恐怖です。
『政府は16日、物価問題に関する関係閣僚会議を開いた。大手電力7社による家庭向けなどの規制料金の値上げ率を確定させる査定方針を固め、6月からの値上げが事実上決まった。
標準的な家庭の電気料金の値上げ率について、14~42%とする査定結果を示し、各社が当初申請した28~48%の値上げから圧縮した。
7社は査定方針に基づいて値上げ幅を近く再申請し、経済産業相が認可する。』 16日、共同通信が配信した記事です。
記事によれば最終的な値上げ幅は申請時の修正作業で決まるという事ですが、現状では北陸電力が42%で最大、東電は14%と記されていました。
食品や日用品などの値上げが相次ぐ中、私の周りの方から最近身近に感じるようになったという声が聞かれるようになり、生活に欠かすことが出来ない電気料金の値上げは、国民生活に大きな影響を与えることは間違いないと思います。
電気料金の値上げも、原材料の高騰で企業努力を超え仕方ない理由だとは理解するものの、このような値上げラッシュに関しては、国も対策を講じなければならない状況ではないでしょうか。
G7も始まりますが、必要に応じ各国と連携を取り、具体的対策を早急に検討する必要があると思います。
先週の12日、開成小学校の3年生が議場の見学に来ました。
執行部席に座った生徒の皆さんに、教育委員会の職員の方からはパワーポイントを使って役場各課の仕事内容について、私からは議会の役割や議員の仕事について説明しました。
交代で議員席に移動し、採決ボタンを押すなど議員の行動を実践してもらい、議会を身近に感じる機会になってくれたら良かったと思います。
議場は町の重要な事項を決定する厳粛な場所ですが、新庁舎の中では一番使用頻度が低い場所です。
町民の皆さまに開かれた議会を唱えている開成町議会としては、多くの皆さんに議会を身近に感じていただくためにも、議場にふさわしい催しをもっと盛んに開催できればと考えています。
毎日新聞が14日配信した記事は、 『徳島の夏の阿波踊りは、祭りか、興行か――。
県内で最も盛り上がる徳島市の阿波踊りで今夏、有料演舞場に過去最高額の1万5000円の観覧指定席が新設される。
新型コロナウイルスの感染症法上の5類移行を受け、主催者は人出が戻ると見込んで強気の価格設定にかじを切った。
興行化に拍車がかかる現状を、地元の人たちはどう見ているのか。』 と記されていました。
記事には、設定した理由や地元関係者の声などが掲載されていましたが、踊る側の連長や地元住民の声は高額の指定席には否定的で、累積赤字を抱えた主催者の思惑とは嚙み合わない様子が伝えられていました。
久しぶりにコロナの影響を受けずに開催される大イベントに対し、主催者の経済的な意欲は理解できますが、大事なのは踊り手や地元の風物詩を楽しみにしている市民の思いではないでしょうか。
開成町の阿波踊りも今年は盛大な開催を期待しますが、徳島とは逆にもう少し趣向を凝らして、地元にも経済的効果があるような興行化も考えた方が良いのではないでしょうか。