『政府は、病院や介護施設の職員の賃上げを後押しし、高騰する食費や燃料費、委託費などを支援するための補助金を2025年度補正予算案に盛り込む方針を固めた。
業務の効率化も推進する。物価高で医療・介護分野の経営環境は悪化しており、全国で提供体制を維持する狙いがある。』 6日、読売新聞オンラインが配信した記事の書出しです。
記事の中には 『医療や介護などのサービスの価格は、国が診療報酬や介護報酬として定めるため、施設側が物価や賃金の上昇に応じて自由に値上げできない事情がある。
25年度の最低賃金(時給)が全国平均で過去最高となる中、医療・介護の業種では、他業種と比べ、賃上げが進んでいないとの声も多い。』 とその理由も掲載されていました。
超高齢化時代にあっては、高齢者の尊厳を保持し、可能な限り住み慣れた地域で自立した日常生活を営むための有効な手段として、病院や介護施設の充実は必須ではないかと思います。
またそこで働く人材の確保も当然重要、病院や介護施設のように人の命を預かる職員は豊富な経験と高い知識が求められます。
記事には 『医療・介護の業種では、他業種と比べ、賃上げが進んでいないとの声も多い。』 との掲載もあります。
そんな中、この記事を見て首相や政府の考えは大いに賛成です。
『自民、立憲民主など与野党6党は5日、ガソリン税の暫定税率(1リットル当たり25.1円)を12月31日に廃止することで正式合意した。
軽油引取税の暫定税率(同17.1円)も2026年4月1日に廃止。物価高対策の柱とする。
廃止に伴い年間で計1.5兆円の税収減が見込まれるが、焦点だった代替財源の確保は結論を1年程度先送りした。』 5日、時事通信が配信した記事です。
記事は 『今後1年程度かけて安定財源の具体策を検討する。』 と結ばれていました。
記事の中に 「物価高対策の柱とする。」 と記されていますが、これが本当に物価高対策の柱になるのでしょうか。
食料品を中心に相次ぐ商品の値上げで、生活の厳しさは増すばかりという国民の嘆きの声は、ニュースや報道番組で耳にすることが珍しくなくなったと思います。
車社会においてガソリンは生活必需品、軽油も全ての商品に関係する輸送コストに大きな影響はあると思いますが、食品など日常の生活必需品とはチョット違うように思います。
暫定税率が廃止されガソリンなどが安くなるのは喜ばしいことですが、物価高対策の柱になるとは具体的にどのような理由なのでしょうか。
『サントリーは4日、2026年4月1日出荷分からウイスキー、輸入ワイン、焼酎などの39銘柄を2~20%値上げすると発表した。
原材料価格や輸送コストが上昇し、自社努力だけで吸収することが厳しいためとしている。
ウイスキーは 「響」 「山崎」 「白州」 の3銘柄が対象。希望小売価格で6~15%上がり、 「サントリーウイスキー響 JAPANESE HARMONY」 (700ミリリットル) は税抜き7500円が8千円になる。』 4日、朝日新聞が配信した記事です。
ウイスキーを愛飲している私にとっては気になるニュースですが、対象とされる 「響」 「山崎」 「白州」 の3銘柄は酒屋さんやスーパーなどの酒類売り場で見かけたことがありません。
これらの銘柄は、手に入りにくいためインターネットではどれも12,000円~13,000円で販売され、値上げ後の値段より高いのが現実です。
様々な商品が値上げされる物価高の中で、記事にあるように 「自社努力だけで吸収することが厳しい」 のは確かであり、値上げは仕方ないと思いまが、お店で買えない、販売していない商品の値上げを発表されてもピンときません。
商品の在庫をしっかり確保して、現実的にお店で買えるようにしてから値上げの発表をすべきだと思いますが、ウイスキーに関心のある皆さんはどのようにお考えでしょうか。
<値上げが発表されたサントリーのウイスキー 「響」 「山崎」 「白州」 >
文化の日の3日、開成町では築300年の古民家 “あしがり郷瀬戸屋敷” で、 「秋の市2025~こどもたち大集合!秋の収穫祭~」 が開催されました。
『年に1度の収穫祭。
昔、名主だった瀬戸屋敷では、小作人に対してお米の収穫を労うお祭りをこの時期に行われていました。
今年は、収穫祭が行われていたこの時期に、「農業」と「学び」をテーマに、子供が楽しめるイベント【秋の市】を開催します!
良質な水で育った開成町の美味しい新米や野菜を使った遊びが盛りだくさん。
入場無料です。ぜひご家族やお友達と一緒に遊びに来てください!』 とホームページに記載、パンフレットが町内の学校で児童に配布され、孫と一緒に出掛けました。
瀬戸屋敷の駐車場は満車で、金井島緑陰自由運動広場に車を停めて会場に入りましたが、こどもを中心に大勢の家族連れで敷地内は大変な賑わいでした。
様々なゲームやワークショップが用意され、地元の野菜・食材を使った食事が集合し、こどもから大人まで一緒に楽しめる企画は古民家瀬戸屋敷の魅力をさらに向上させたのではないでしょうか。
過ごしやすい陽気にも恵まれて、 「秋の市」 素晴らしいイベントだったと思います。
<あしがり郷瀬戸屋敷 秋の市 のパンフレットと当日の瀬戸屋敷>


第55回かいせい文化祭が、2日芸能発表の部、8日・9日展示発表の部で開催されます。
2日、開成町福祉会館多目的ホールで行われた芸能発表の部に家内が出演するため観に行きました。
普段ストレッチとリズム体操を週1回行っているグループの仲間が2曲の演技を披露しました。
お揃いの素敵な衣装をまとった皆さんは、大変若々しく、息もピッタリで元気がみなぎっているように見えました。
地域の方々が集まってこのような活動を行っているのは、心身共に大変良いことだと思います。
プログラムによると9時20分から17時まで、32の団体が芸能発表を行うようでしたが、こんなに多くの団体があることは、素晴らしいことではないでしょうか。
どれも出演者の練習の成果がしっかり現れ、素晴らしいステージを楽しませていただきました。
観客も私が想像していた以上に多く、福祉会館の中は大変盛り上がっていました。
企画や準備など関係された皆さんのご尽力に感謝です。
<かいせい文化祭芸能発表の部 風の輪によるリズム体操と婦人会の民謡>
