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9月会議終了 <9月10日>

2024.09.10

 10日午前中に、開成町議会9月定例会議の全ての日程が終了しました。

 今定例会議は、令和5年度決算認定が中心の会議ですが、教育長の任期満了に伴う新任人事案件や、女性差別撤廃に関する陳情審査の発議、さらに1年以上かけて調査研究を重ねてきた総務経済常任委員会と教育民生常任委員会からの町への提言など様々な案件が上程された会議でした。

 教育長人事に関しては、退任される教育長に対し在任中の労をねぎらい功績をたたえる発言などもありました。

 女性差別撤廃条約選択議定書の批准を求める意見書の提出を求める陳情ついては2人の議員の反対がありましたが、特に討論がなく反対理由が分からないという事で女性差別撤廃になぜ反対なのか、今時男女差別はないだろうなどの声が私のところにも届けられ、できたら女性差別撤廃・・・の陳情に対する反対の理由を説明する討論があった方が、町民の皆さんにもわかりやすかったのではないかと思いました。

 いずれにしても9月議会に上程された全ての案件について、様々な質疑応答を経て慎重に審議し可決に至ったことでホッとしています。

 議会の定例会議はどこの市町も日程が重なり、なかなか他市町議会の傍聴をする機会がありませんが、10日午後南足柄市議会が一般質問を行っていたため、久々に他の議会の傍聴をしてきました。開成町議会とは相違点もあり大変良い勉強になりました。

新型ロマンスカー <9月9日>

2024.09.9

 『小田急電鉄は2024年9月9日、新型特急ロマンスカーの設計に、2日に着手したと発表しました。

 2029年3月の運行開始を目指します。』 9日、乗りものニュースが配信した記事です。

 開成駅前第2公園にはロマンスカーが展示されており、開成町はロマンスカーとはなじみが深い町です。

 『開成駅前第2公園は、開成駅東口D地区土地区画整理事業により平成12年度に整備されました。

 公園には、駅周辺地区の街づくりと活性化のシンボルとして、また、広く地域の人に親しんでいただくために、ロマンスカー(3100形)を展示しています。

 これは、小田急電鉄株式会社から平成13年1月に譲渡していただいたものです。

 ロマンスカーの展示を記念して開催したロマンスカーフェスティバル(平成14年6月)にあわせて、ロマンスカーの愛称を募集し、応募者453名253作品の中から「ロンちゃん」に決定しました。』 開成町のホームページより抜粋。

 小田急がまた新たなロマンスカーの設計に着手したという発表は、開成町民にとって身近に感じるニュースだと思います。

 新しいロマンスカーが開成町を通り抜ける日が楽しみです。

<開成駅前第2公園に展示されたロマンスカー(画像:開成町ホームページより)>IMG_7604

日頃の備えを <9月8日>

2024.09.8

 『日向灘で最大震度6弱の地震が発生し、南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震注意」が発表されて8日で1カ月。

 今回の震源は、付近で約360年前に10㍍超の津波を伴う巨大地震が発生するなど地震活動が活発な地域だった。

 専門家は、南海トラフ地震に及ぼす影響は今後も極めて低いとしながらも、日頃から備えることの重要性を訴える。』 8日、産経新聞が配信した記事の書出しです。

 記事は日向灘の地震と南海トラフ地震の相違点を具体的に掲載し、被害から学ぶ教訓について掲載されていました。

 自然災害はいつどんな形で起こってもおかしくないのが現在の日本列島だと、多くの方も認識されているのではないでしょうか。

 しかし心のどこかで自分の住んでいるところは大丈夫だと思っている方も多いと思います。私もその一人ですが・・。

 地球温暖化が進み、気候変動によりこんなに暑い夏が訪れ、日本のあちらこちらで大雨による災害が報道される昨今、自分の住んでいる地域は大丈夫だという考えは捨てざるを得ないと思います。

 いつどんな災害に見舞われても自分の身は自分で守る 「自助」 を確実に実践できるよう、後で後悔することの無いようしっかりとした備えをすることが今の日本に住んでいる私たちの務めだと思います。

残暑10月に入る頃にかけ厳しい予報 <9月7日>

2024.09.7

 7日、真夏のような暑い一日でした。

 そんな中、日本気象協会が配信した記事は 『フィリピン近海は、台風11号が進んだこともあり、対流が強まりました。

 日本に暑さをもたらす太平洋高気圧は、フィリピン近海で対流が強いと、勢力が強くなることが知られています。PJパターンと呼ばれる変動です。

 この先も、PJパターンが続き、日本付近で太平洋高気圧の勢力が強い見込みです。10月に入る頃にかけても、残暑は厳しいでしょう。

 大気の流れは、8月前半に台風が次々に発生した時の状況とよく似ており、10月に入る頃にかけて、大きく変わらない見込みです。台風など熱帯擾乱が発生しやすい状況が続きます。』 と伝えています。

 PJパターン、なじみのない言葉ですが、暑がりで大変汗かきの私にとっては脅威としか言えません。

 現在の地球温暖化による気候変動を考えると、この現象は今年に限ったことでは無く、年を追うごとに厳しさが増すと考えられます。

 世界を上げて進めている脱炭素による地球温暖化防止の活動、一人ひとりの成果は小さいかもしれませんが、全世界の人たちが協力すればきっと大きな効果が得られると信じています。積小為大です。

無投票に危機感 その2 <9月6日>

2024.09.6

 3日に告示された大井町町議選が無投票になったことを伝える4日の神奈川新聞1面記事、掲載された記事の中に 『なぜ町議のなり手が不足しているのか。

 ベテランの大井町議は 「議員報酬だけで家族を養うのは難しいから」 と推察する。報酬は月額25万7千円だが、所得税、住民税などを払うと手元に残るのは20万円を切るという。

 政務活動費は支給されておらず、議会報告を印刷して各戸配布すれば5万~10万円はかかる。

 「議員は忙しく、理解のある職場で働いていたり、裕福で生活が安定していたりしないと立候補はしづらい」 と明かす。』 と記されていました。

 報酬に関しては、足柄上郡5町はほとんど同じ状況であり、大井町だけではなく足柄上郡各町共通の課題です。

 大井町のベテラン議員は 「理解のある職場、裕福で生活が安定」 と言われていますが、いつ会議が開催されるか事前の計画もなく、会議の頻度も多い議員活動を理解できる職場等考えられません。

 裕福で生活が安定しているか自営業者か年金生活者などお金と時間が許せる人しか立候補できないのが現実です。

 足柄上郡の近年では15年の山北町議選、19年の松田町議選が無投票で、選挙になっても定数を1人上回る程度であり、このままでは早晩どこの町も無投票時代を迎えるのではないでしょうか。

 社会問題として国を挙げて対策に乗り出す必要があると思います。