『大企業の賃上げラッシュが止まらない。ファーストリテイリングは新卒初任給を37万円に引き上げた。
オープンハウスは40万円、入社支度金30万円を加えると初給料日に70万円が手に入る計算だ。
大和証券も5年連続の賃上げで、初任給31万円を検討中である。
いっぽう中小企業の半数以上は人材の確保・定着に課題を抱えている。
大企業の賃上げが採用に「影響がある」と答えた経営者は80%超。
この”賃上げ格差”にどう向き合うべきか?』 23日、経営コラムニストの方が掲載した記事の書出しです。
記事は、 「企業の最重要課題は優秀な人材の確保・維持である。」 として、そのためには優秀な人材の確保が重要だとの大企業の考えを挙げたうえで、その一方で中小企業の厳しい実情が掲載されていました。
そして最後は、 『”賃上げ格差”拡大は止まらない。中小企業は「お金」以外の価値で勝負するしかない。評価制度、働きやすさ、成長機会。これらを磨き上げることが、人材確保の生命線と言える。』 と結んで、中小企業に対応を示唆した内容で結ばれていました。
サラリーマン時代に人事を長く担当し、記事のような厳しい現実を身をもって経験しましたが、このような状況は民間企業だけではないと議会議員にならせていただき、最近つくづく感じています。
現在町村議会議員のなり手不足により、町村議会では無投票で議席が決まるケースが増え社会問題になっています。
一方市議会議員は定数を大きく上回る立候補があり、この大きな原因は報酬にあると考えられています。
専門家は民間企業の格差を、 『中小企業は「お金」以外の価値で勝負するしかない。』 としており、私もそのように思いますが、議会議員の格差は何で勝負すれば良いのでしょうか。
『政府は、介護保険サービスを行う事業者に支払う「介護報酬」を2・03%、障害者向けのサービスを行う事業者への「障害福祉サービス等報酬」を1・84%、それぞれ2026年度の臨時改定で引き上げる方針を固めた。
介護職員らの賃上げを進めるため、前回を上回る引き上げ幅を前倒しで実現する。
両報酬は原則3年に1度改定される。次回は27年度の予定だったが、長引く物価高や他業種の賃金上昇を踏まえ、職員の処遇改善に関する部分について前倒しで引き上げる。
介護報酬は来年6月に改定し、食費高騰の対応分も含む。』 22日、読売新聞オンラインが配信した記事です。
超高齢化社会にあって介護事業は大変重要な役割になっており、人の命を預かる職業として介護職員の人材確保は簡単なことでは無く、まして現在のように求人難の環境にあってはなおさらのことです。
このような中で、開成町議会の12月定例会議の一般質問で今西議員が 「高齢者が充実して暮らせるまちづくりについて問う」 という質問を行いました。
質問の中で 「介護報酬の地域区分が近隣市町で最も低いことへの対応は」 という問いに対し、 町の回答は 「介護サービスの維持や今後の需要増に備え、国に要望している」 とのことでした。
今回の政府の動きが、具体的に高齢者の充実した暮らしにつながることを大いに期待したいと思います。
『物価高対策として政府が推奨する「おこめ券」について、 「配布しない」と表明する自治体が相次いでいる。経費がかさむことなどが理由で、現金給付や商品券といった別の支援策を打ち出す動きが広がっている。
16日に成立した政府の補正予算では、物価高対策として 「重点支援地方交付金」 を2兆円拡充し、うち4000億円を食料品価格高騰に対応する特別加算とした。1人当たり約3000円相当を利用できる。
使い道や対象は約1700ある市区町村の判断に委ねられており、農林水産省は、一例として米穀店やスーパーなどで使えるおこめ券の配布を推奨している。
しかし、自治体からは、1枚500円の従来のおこめ券で、実際にコメと引き換えられるのは440円分にとどまることに批判が出ている。』 21日、読売新聞オンラインが配信した記事の抜粋です。
記事では物価高対策として 「1人当たり約3000円相当を利用できる。」 と記されています。
開成町でもこれについて町民の皆さんへの具体的対策について検討中とのことで、来年早々には具体的対策案が議会に上程されるものと考えています。
町民の皆さんが最も使いやすく物価高対策として有効になるよう、町の検討に期待しています。
20日、開成町では福祉会館多目的ホールで防災講演会が開催され、多くの議員が参加しました。
講演会の主催は開成町と開成町社会福祉協議会で、社会福祉協議会会長の挨拶で始まりました。
講師は、全国社会福祉協議会にて、通算11年間ボランティアセンターの担当として従事され、多様な関係者との連携に重点を置いて、各地における協働を促進されてこられた方でした。
~「もしも」 に備えて、私にできること~、と題した講演は、講師が実際に被災地で目にし、ボランティアとして活動された経験を基に、各地で発生した大規模災害の様子とボランティア活動の状況などを具体的な事例で話をされ臨場感がありました。
被災地にむやみに物資を贈ると置き場所や配送などに困り、善意が実らないことや、避難所生活ではトイレが一番重要だということなど、もしもの際には参考になる講演でした。
家内といつも準備しておこうと話していながら、まだ非常用のトイレが準備できていないため早々に購入しようと思います。
<開成町防災講演会会場の福祉会館多目的ホール、開演前の様子>
