TBSニュースは2日、20022年の「合計特殊出生率」について 『1人の女性が生涯で出産する子どもの数を示す「合計特殊出生率」は去年1年間で「1.26」となり、過去最低となったことが分かりました。
去年1年間に生まれた子どもの数も過去最少になっています。』 というニュースを伝えました。
7年連続の減少で、これまでで最も低かった2005年と並び、過去最低となったとのことです。
政府が提唱する異次元の少子化対策は、財源を巡って難航の報道もありますが、このような数字が出されると国を挙げて取り組む必要性がさらにクローズアップされるのではないでしょうか。
人口が増加を続けている開成町の「合計特殊出生率」は、2020年の集計で時点は違いますが1.60(全国は1.33・神奈川県は1.20)で神奈川県内ではトップ、2020年以前の過去10年を見ても県内1位が5回で常に上位を占めている状況です。
この数字を見ると、こどもを生んで育てやすい環境の町のようですが、この状況は、駅周辺に住宅地を整備し多くの方々が新たに移り住まわれたことが大きな要因であり、町独自の少子化対策が功を奏したとは言い難いように思います。
今後はこの数字に甘んじることなく、子育て世代に人気の町というイメージが定着するよう、しっかり町の対策を行うべきではないでしょうか。
6月1日、読売新聞社会面に 『「いいね」で罪悪感薄く』 というタイトルの」記事が掲載されました。
記事は、SNSやフェイスブックなどではいじめが深刻化しやすいと始まっていました。
記事は、 『いじめる側の投稿を深く考えず、習慣的に 「いいね」 ボタンを押す人もいる。その結果、いじめる側は自身の行為が周囲から 「承認」 されたと錯覚し、行為がエスカレートする。同調圧力が高まり、行為をやめるような指摘をしずらくなる。』 と綴られていました。
まさにその通りだと思います。子どもがSNSやフェイスブックなどで、記事のような錯覚から人の心を大きく傷つけてしまい、結果的に取り返しのつかない事件に発展してしまうという事例の報道は、今や珍しいことでは無いように思います。
分別が付かない子どもの行為と済ませるわけにはいかないということで、大きな社会問題となっています。
そのような中で、分別もあり社会的地位もあるような大人がSNSやフェイスブックなどを使って誹謗中傷の記事を掲載しているという話が、私の周りで話題になっています。
『「いいね」で罪悪感薄く』 なのかもしれませんが、多くの方の方がいつか必ず社会的制裁を受ける時が来るというご意見です。
記事は、 『メンバー同士で 「良くないよね」 と声を掛け合うことが大切だ。と強調する。』 と結ばれていました。軽率な行為は絶対にあってはならないと思います。
『北朝鮮のミサイル発射を受け、沖縄県の各自治体には政府から全国瞬時警報システム(Jアラート)や緊急情報ネットワーク(エムネット)が発出され、住民にも携帯電話端末に緊急速報メール(エリアメール)で建物内や地下への避難が呼びかけられた。
県内各地では防災行政無線でも注意喚起され、厳戒態勢の中、住民からは不安の声が上がった。』 31日毎日新聞が配信した記事です。
記事には、大型台風の接近でただでさえ不安を抱えている沖縄県民のさらなる不安や怒りの声が具体的に掲載されていました。
北朝鮮はなんの目的、なんの意味があってミサイルを発射するのでしょうか。
ロシアのウクライナに対する武力侵攻、一方的な武力攻撃に対し世界の多くの国は非難の声を上げていますが、一部の国は理解を示しているような報道もあり、世界の平和が脅かされているような状況で、戦争を身近に感じるような時代になってきました。
唯一の被爆国である日本は、戦争の悲惨さをハッキリ示すことで、しっかりその役割を果たす必要があると思います。
『県は29日、6月1日付の人事を発表した。異動規模は4月と合わせると3648人で、黒岩知事が4月の知事選で掲げた施策の実現に向けた人事が目立った。』 と始まる記事が、30日の読売新聞地域面に掲載されました。
記事の中に具体的施策の内容が掲載されていましたが、その一つに 『環境農政局に 「脱炭素戦略本部室」 を新たに設置し、県が目標に掲げる2050年の脱炭素社会の実現を目指す。』 とありました。
県の脱炭素への動きを受けて、開成町では既に環境上下水道課から脱炭素の取り組みを行う部門として、企画政策課にゼロカーボンシティ創成班を設けて脱炭素社会の実現を目指した業務を進めています。
脱炭素の取り組みは専門の部署を設けて真剣に取り組まなければ、目標の達成は困難であり、今回県が新設した 「脱炭素戦略本部室」 に大いに期待したいと思います。
また、それによって町の取り組みにも良い影響が出ることを望んでいます。
広報かいせいの6月号に 「開成小学校150周年」 ~これまでも、これからも~という特集が掲載されていました。
記事は 『開成町立開成小学校は、今年開校150周年を迎えました。子どもたちの成長だけでなく、開成町の誕生・成長も見守り続けてきた開成小学校の歴史を振り返ります。』 と始まっており、年表や当時の写真と解説が掲載されていました。
木造の校舎は私が通った当時の校舎で、学校の横には同じく木造の役場があり、当時の景色は今でも頭に浮かびます。給食や運動会など大変懐かしく見せてもらいました。
『未来に向けて、ひとりひとりが開成小学校にいる幸せを感じ、明日も行きたくなる学校づくりを児童・保護者・地域の皆様とともに進めていきたいと思います。』 という津田校長先生の言葉は、ほほえましくまた頼もしく感じました。
200周年に向かって躍動する開成小学校を、 「ALLかいせい」で見守って行きましょう。