26日TBSニュースは、 『日本人の平均寿命が3年ぶりに延びたことが厚生労働省の統計で分かりました。
厚労省によりますと、去年の日本人の平均寿命は、▼女性が87.14歳、▼男性が81.09歳でした。
前の年を▼女性は0.05歳、▼男性は0.04歳上回り、男女ともに3年ぶりに延びました。
平均寿命は世界の国で統計の方法に違いがあるものの、女性では39年連続で世界1位となっていて、男性は前の年の4位から5位に下がりました。』 と伝えました。
平均寿命が高いということはもちろん重要なことですが、一番重要なのは元気に楽しく充実した日々を過ごせているかどうかだと思います。
日本の平均寿命は世界で女性が39年連続で1位、男性は今回5位に下がったということですがいずれも上位です。
しかし、健康寿命や高齢者の生活の満足度はどのようになっているのでしょうか。
これらが世界の上位になれば、日本は高齢者福祉で世界に誇れる国だと思います。
『中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)の小委員会は24日、2024年度の最低賃金引き上げ額の「目安」を50円とすることで合意した。
最低賃金の全国平均は、現在の時給1004円から1054円に5.0%引き上げられる。』 24日夜、時事通信が配信した記事の書出しで、このニュースは25日の新聞各紙にも掲載されていました。
歴史的な物価高や、今年の春闘で大幅賃上げが実現したことなどを踏まえた過去最大の引き上げです。
しかし、この引き上げで現在の驚くほどの物価高を果たして克服することができるのでしょうか。
また、103万円の壁や130万円の壁を意識して働いている方は、どのように対応されるのでしょうか。できることならこの壁も一緒に検討して欲しいのではないかと思います。
そして何より大幅な賃上げがあっても物価高を克服できないという報道がある中で、物価高騰の対策もしっかり行うことが重要ではないかと考えます。
せっかくの50円の引き上げが、国民の暮らしに効果が出るよう様々な配慮と対策が重要ではないかと思います。
※103万円の壁:48万円の基礎控除と55万円の給与所得控除の合計額であり、この範囲を超えた分に対して所得税の納税義務が生じます。
130万円の壁:親や配偶者の社会保険(健康保険等)の扶養から外れ、すべての人が自分で社会保険料を支払う必要が生じる年収の境目のことです。また、年収が130万円に達していると、所得税や住民税も納付する必要があります。
『15年連続の減少です。今年1月1日時点の国内に住む日本人は1億2156万人あまりで、去年よりおよそ86万人減って、調査開始以来、最大の減少幅となりました。
去年1年間の出生者数が72万人あまりで過去最少となった一方、死亡者数は過去最多の157万人あまりとなったことが主な要因です。
一方、国内に住む外国人は去年よりおよそ33万人増えて332万人あまりとなり、調査開始以来、最も多くなりました。』 24日、総務省が発表した住民基本台帳に基づく人口動態調査の内容をTBSニュースが伝えました。
出生数が過去最少で死亡者数が過去最多となれば人口減少は当然です。
労働力・年金制度を始め様々な社会問題が、加速していくのではないかと思います。
国は現状の報告に留まらず、対策の行動を早急に起こすべきではないでしょうか。
『新型コロナウイルスの感染拡大を受け、厚生労働省は22日、有識者から医療機関や高齢者施設などの状況に関するヒアリングを実施した。
国立感染症研究所は8~9月にかけ流行が拡大すると予測。出席者からは新型コロナの治療薬代が高額だとして負担軽減を求める声が上がった。
武見敬三厚労相は 「昨年を上回る形で感染者が増加しており、熱中症と合わせて警戒するべきだ」 と呼びかけた。
その上で、夏の感染対策のポイントとして換気や手指消毒などを挙げた。』 22日夕方、共同通信が配信した記事です。
私も11日の日曜日に38度の熱が出てあわてて病院で検査を受けましたが、陰性とわかるまではかなり心配をしました。
最近は身近なところでもコロナにかかったという話を耳にするようになり、新型コロナの感染拡大を実感するようになりました。
記事では、 「8~9月にかけ流行が拡大すると予測」 とされていますが、既に感染は拡大しているのではないでしょうか。
記事は、 『新型コロナの医療費は3月末で公費支援が終わり、4月から通常の医療体制になった。
薬の通常窓口負担が1万5千円から3万円程度かかる。』 と結ばれており、経済的負担も大きくなります。
記事にある、 「夏の感染対策のポイントとして換気や手指消毒など」 をしっかり励行して、この感染拡大時期を乗り切りたいと思います。
開成町では昨年から議場を夏休み中の自習室として開放しており、今年は22日夏休みの始まりとともにスタートしました。
この新しい試みを、昨年は様々なメディアに取り上げて頂きましたが、今年も初日の22日朝日新聞の取材を受けました。
17名の方が自習に訪れ昨年初日の8名から倍増、トラブルもなくまずまずのスタートだったと思います。
8月23日(金)まで土日祝日と議会が開催される日を除き、9時から17時まで自習室として利用できます。
今年はFree Wi-Fiも使用でき、利用者には便利な環境になりました。
昨年は延べ156人の方々に利用いただきましたが、今年も是非多くの方に利用いただき、議会を身近に感じるきっかけになればと願っています。
※議会(随時会議)で議場が使用できなくなる場合は、事前にウエブサイト等でお知らせいたします。