1日、開成南小学校区学童保育所の落成式が行われ議員として出席させていただきました。
式典は町長挨拶と来賓として議長が挨拶、その後テープカットという次第で、落成式の後は設計会社と建築会社に対する感謝状の贈呈式、施設内覧会という運びでした。
3つの保育室のほか手洗い場、トイレ、シャワー室、キッチンなどが完備され合理的で木のぬくもりを感じる快適な環境の保育所だと感じました。
これでまた開成小学校区と南小学校区の格差が拡大したという声もあります。
同じ開成町の子どもに対してできるだけ格差のない保育や育児、教育の環境整備が重要ではないかと考えます。
妻が購読している「暮らしの手帖」という本が居間の机の上においてあり、何気なくページをめくっていたら「暮らしのヒント集」に目が留まりました。
その中に『高齢の家族が何か新しいことを始めたい様子なら、どんどん応援しましょう。そんな心持になれるのは、いくつになってもすてきなことです。』と記されている文章を見つけました。
私が日曜大工で何か作ろうとすると、妻は決まって「大工さんに頼んだ方が安くていいものができる」と応援どころか反対します。
ここにこう書いてあると妻に見せると、「あなただってコロナで医療従事者が不足しているニュースを見て、私がこれから看護師の資格を取ろうかなと言ったら笑ったでしょ」と反論がありました。
笑い話はさておき、何か新しいことを始める、いくつになってもそんな心持ちを大切にしたいと思います。
6月最後の30日、TBSニュースは『新型コロナウイルスについて、東京都はきょう新たに3621人の感染を発表しました。
先週木曜日(6月23日)に確認された2413人を1208人上回っていて、これで13日連続で前の週の同じ曜日から増加しています。(途中省略)
東京都ではきょう、新型コロナの感染状況を分析するモニタリング会議が開かれ、「感染が再拡大している」として、警戒レベルを4段階のうち、上から2番目に引き上げました。』と伝えました。
酷暑、熱中症、電力不足の報道に影を潜めたような新型コロナの感染ですが、少し気のゆるみもあったのでしょうか、10日以上にわたってじわじわと拡大してきました。
屋外で会話のない場合や屋内でも人との距離が十分であればマスクを外して熱中症対策を行うことは推奨されていますが、飲食店で大勢の人数で会食している報道には疑問を感じます。
感染防止と経済活性化の両立が叫ばれるようになり、私も飲食店に出かける機会が増えましたが、マスク飲食や手指消毒、入店時の検温、パテーション、会食人数にはしっかりこだわって感染防止を心がけています。
東京都は警戒レベルを引き上げたとのことですが、具体的な対策要請はどうなるのでしょうか。都がどのような動きをするのかわかりませんが、一番重要なのは感染防止に対する一人ひとりの心がけだと思います。
『小池百合子東京都知事が29日、育児休業に代わる言葉の新しい愛称「育業」を発表した。
小池都知事はテーマとして「心技体」を提言した上で「育休は決して休みではない」「育児をすることによっていろいろな学びがある。社会で支えていきたい」とコメント。
新愛称の応募は約8800件が集まったという。新愛称は選考メンバーによって選ばれ、承認された。
「育業」が選ばれた理由について、小池都知事は「育児は未来を担う子どもを育てる大切な仕事。“業”という言葉には、仕事という意味のほかに努力して成し遂げる意味もある。苦労も大きいが、その分幸せや喜びも大きいのが育児ではないか。
業務にはチームワークが重要。夫婦だけでなく周囲の協力が不可欠。職場の理解もチームワークだ」と述べた上で「胸を張って“育業してきます”と言える社会にしたい」と抱負を語った。』29日ABEMA NEWSが伝えました。
「育業」納得できる内容だと思います。育児・介護休業法は育児休業及び介護休業に関する制度として、平成3年に施行されました。
施行に当たり労働基準監督署や労務安全衛生協会が主催して各企業の人事担当者向けの講習会を開催し、法律の趣旨や運用にあたっての理解を深めました。
当時人事部門に所属し、労務安全衛生協会の理事や労務部会の会長などをしていた関係で、研修会の資料作りなど準備に携わっていたことを懐かしく思いだしました。
施行当初は実際に利用する従業員は少なく、記事のような動きが活発になれば利用者の増加や男女の格差も少なくなるのではないでしょうか。
記事の結びにある、胸を張って“育業してきます”と言える社会が増加することを期待します。
28日、朝日新聞デジタルは『気温が高くなると、食品への影響も大きくなる。
食品衛生に詳しい木村凡(ぼん)・東京海洋大学名誉教授は「『暑くなってきたな』という6月の今ごろが危ない」と指摘する。
一般家庭のエアコンの設定温度はだいたい25度前後。「部屋の中は涼しいと感じても、実は菌にとってはこれ以上ない好環境」という。気温が高くなる夏は、食中毒の原因の大腸菌やサルモネラ菌などが繁殖しやすくなる。
例えば大腸菌は気温が30度くらいだと、「買い物を終えて帰宅途中にお隣さんと話していると、冷蔵庫へ入れる時にはあっという間に菌の数は10倍になっている」という。』と始まる記事を配信しました。
短い梅雨が明け猛暑が続く中での熱中症対策、電力不足対策の節電、いまだ収束の見られない新型コロナの感染防止対策、様々な対策をしながらの生活を余儀なくされている毎日ですが、それに加えて食中毒にも十分な注意が必要の様です。
記事の中に食中毒の対策として『夏は加熱調理が基本といい「肉はしっかり焼き、生野菜ではなく炒めることが有効」』
『テイクアウトも、注意が必要だという。店では品質管理がされていても、持ち帰る際に屋外や車内で35~40度になることもある。すぐに食べるか、クーラーボックスで持ち運ぶといいという。』
『生野菜サラダを食べたい時は殺菌済みのサラダパックを購入したり、すぐに冷蔵庫へ入れたりすることでリスクを下げられるという。』
『調理器具を使い分ける▽作り置きや余った食品は急速に冷やして保存する▽冷凍食品の解凍は自然解凍を避けて、冷蔵庫や電子レンジを使う。』などの記載がありました。
対策事項をしっかり守って、コロナにも、熱中症にも食中毒にも注意しましょう。