25日、開成町では防災講演会がリニューアルオープンした町民センター3階の大会議室で行われました。
いいおか津波語り継ぐ会の中條富夫さんから、東日本大震災の被災者が高齢者や要介護者の対応、近隣住民との共助についてお話をいただきました。
津波発生当時の被災地の様々な実話を交えながら、実体験に基づくお話は臨場感があり、被災現場の生々しい状況が伝わってきました。
日本各地で発生している災害を見ると、防災の重要性は認識しているものの、改めて避難に対する備えや、仮設住宅の建設場所など平常時からの検討がいざという時の素早い対応につながるということも良くわかりました。
講師の話から 「早めの避難にまさる防災なし」 がよくわかりました。開成町は海に面していないため津波の心配はないと考えられますが、いつどんな災害が発生してもあわてずに落ち着いて早めの避難を行うこと、また先ずは自分の命を守る行動が一番重要だということを今回の講演会で強く感じました。
※定員が申し込み順に100人程度と限定されており、我が家は家内が申し込んでいたため、出来るだけ多くの方に参加いただけるよう、ブログは家内からの情報提供により作成しました。
<防災講演会の資料>
『24日、石破総理は施政方針演説で、一人ひとりが自己実現できる「楽しい日本」を目指し、地方創生を核とする「令和の日本列島改造」を打ち出した。(途中省略)
「楽しい日本」とは「すべての人が安心と安全を感じ、自分の夢に挑戦し、『今日より明日はよくなる』と実感できる。多様な価値観を持つ一人一人が、互いに尊重し合い、自己実現を図っていける。そうした活力ある国家」だという。』 24日、ABEMA NEWSが配信した記事です。
記事には、経済・財政・社会保障、防災、治安、外交・安全保障、政治改革、憲法改正など、様々な分野に亘り石破総理が描く楽しい日本の構想が記されていました。
現在国民の多くは物価の高騰で生活に不安を抱えている状況にあり、 「楽しい日本」 を思い描くのは難しいように感じます。
ただ、何事もネガティブに考えるのではなく総理が唱える 「楽しい日本」 に期待して過ごすのも悪くないと思いますが、一日も早く実現することを願います。
『福井県内の海岸に打ち上げられた世界最大のウミガメ 「オサガメ」 の体内から、縦横1メートルを超えるプラスチックシートが見つかった。
世界で報告されているオサガメの体内で発見された海洋ごみの中で最大サイズの事例。
福井市自然史博物館の出口翔大学芸員らが研究論文としてまとめて海外の専門誌に発表した。
海洋ごみは大小にかかわらず、生物に大きな脅威となっていることに警鐘を鳴らしている。』 23日福井新聞オンラインが配信した記事の書出しです。
記事には、発見された経緯やプラスチックが海洋生物に重大な影響を与えている状況などが掲載されていました。
開成町議会では、昨年プラスチック製品のリサイクルを行う事業所に行き新設した設備の視察をさせていただき、リサイクルの成果と課題等に関し勉強の機会を得ました。
プラスチックは、処理の仕方で再利用は十分可能な素材であり、海に放出され今回の記事のような状況になることは大変残念に思います。
大切な資源を守り、環境を保全することは全て人による行為が鍵を握っており、我々の心がけ次第で記事のような悲惨な状況は間違いなく回避できると考えます。
小さなことでもできることから、そんな気持ちを忘れずにいたいと思います。
『兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを調査している百条委員会が、 「チャットを使った業務時間外の職員への指示」 などをパワハラ認定する方向で調整していることがMBSの取材で分かりました。』 22日、MBSニュースが伝えました。
ニュースはパワハラ疑惑の具体例を挙げて最後は、 『調査報告書は、2月に始まる県議会の本会議で提出される見込みです。』 と結んでいました。
パワハラが問題になっている内容ですが、ハラスメントはどんな内容であれ決して許されることではありません。
開成町議会では健全な職場環境を保つために、昨年6月に議会ハラスメント防止条例を制定しました。
パワハラがあれだけニュースになり、議員全員一致で解任された知事がまた選挙で選ばれるという事になった兵庫県。
このことを理解し、受け入れることができない方も多いのではないでしょうか。
『米国の第47代大統領に共和党のドナルド・トランプ氏が米東部時間20日正午(日本時間21日未明)に就任した。
首都ワシントンの連邦議会議事堂で行われた就任式の演説で不法移民取り締まりなどを優先課題に挙げ、 「米国の黄金時代が今始まる」 と表明した。』 21日早朝、ロイター通信が伝えた記事です。
21日、朝からテレビのニュースや報道番組はこの話題一色になっています。
トランプ大統領は自国優先の主張を掲げており、既にWHO脱退やパリ協定からの離脱を表明し、さらに関税の引き上げを口にするなど各国への影響は避けられない状況にあります。
日本への影響もこれから具体的にどのように出てくるのか分かりませんが、両国の良好な関係を築き国民の生活を守ってくれるよう、石破総理の外交手腕に期待したいと思います。