『連合は1日、千葉県浦安市で中央委員会を開き、2024年春闘方針を正式に決定した。
定期昇給分を含めた賃上げの要求水準は「5%以上」とし、23年の「5%程度」から表現を強めた。
食品をはじめとする物価高が長引き実質賃金の前年割れが続いていることから、生活水準を向上させるために一段の賃上げを目指す。』 1日、時事通信社が配信した記事です。
記事には、 『 「物価高がすべて悪いわけではない。物価高に負けない賃上げが伴わないといけない」 と主張。
「経済の成長とともに賃金は上がり続けるということを根付かせ、次のステージへと転換する社会、経済をつくっていかなければいけない」 と強調し、団結を訴えた。』 とも記されていました。
食品などを始めとして物価高が続く中、労働者にとっては大変頼もしい主張です。
このように掲げた賃上げ要求の結果が、業績好調企業の組合員や連合傘下の組合だけにとどまることの無いよう、連合は全ての労働者を対象としたけん引役を果たして欲しいと思います。
私が経営する箱根湯本和泉は、駐車場の白線が不鮮明になったのを機会に、今月駐車場の拡張工事と白線の引き直しなどの整備を行いました。
30日、きれいになった和泉に地域の仲間(円中カラオケ同好会)の皆さんが来てくれました。
この仲間、温泉に入ってカラオケを楽しむ会を定期的に行っています。
今日の箱根湯本は、比較的静かで箱根湯本駅付近のお土産物屋さんや温泉街につながる歩道もそれほどの賑わいではありませんでした。
ただ明らかに外国人とわかる人たちが目立ち、箱根もインバウンド客の増加は著しくなりました。
紅葉の時期が終われば忘年会シーズン、観光地の賑わいは国内経済のバロメーターと言っても過言ではないと思います。
長引いたコロナ禍で厳しい環境の続いた観光温泉地に、賑わいの戻る年末年始を期待します。
<拡張と白線を引き直し整備した和泉の駐車場>
29日、東京のNHKホールで第67回町村議会議長会全国大会が開催され、参加しました。
多くの国会議員が来賓として出席するため、ホールの入り口では手荷物検査と金属探知機によるボディーチェックが行われSPや警備員が並ぶ中での入場でした。
開会の言葉のあと国歌斉唱、会長挨拶、宣言に続き来賓の国会議員が次々と祝辞を述べられ、来賓紹介、議長団選出、議事と続く次第でした。
議事では各県の議長会で審議された内容に関する決議や宣言が拍手で確認され無事に終了しました。
その後の特別公演は、フリーキャスターの伊藤聡子氏から 「地域から輝く日本へ~未来への選択と責任」 と題して、講師が自分の目で確認した全国の新たな町おこしの取り組みなどが歯切れのよい話術で紹介されました。
紹介された内容は、開成町の環境や現状に直ぐに取り入れて役立つというより、新たな着眼点で町の活性化や利便性の向上などを考えるという意味で参考になりました。今後の活動に生かしたいと思います。
議会の情報を議会だよりやウエブサイトで発信しているのが、広報広聴常任委員会の広報分科会の役割であり、来年2月1日発行の議会だより218号の発行に当たり、28日構成についての委員会を開催しました。
議会だよりは、6月・9月・12月・3月に開催される開成町議会の定例会議報告を主な題材として、年間4回発行しています。
今回は10月・11月に町内全14自治会で開催した議会報告会・意見交換会の状況を中心に、議会の様子をできるだけ多くの皆さんにわかりやすくタイムリーにお届けできるよう、2時間半にわたり活発な意見が交わされました。
私は議長としてすべての委員会にオブザーバー参加しており、どの委員会もそれぞれ重要な役割を担っていますが、議会の活動をお知らせする広報広聴常任委員会の役割は町民の皆さんに直結した取り組みであり、熱の入った委員会活動は大変頼もしく思います。
開成町議会の広報活動は、全国的にその活動が評価され様々な賞をいただいており、全国の議会から多くの視察を受けていますが、一番大事なのは開成町民の皆さんに議会の活動を知っていただくことであり、今後もたゆまぬ努力をしていきたいと思います。
<活発な意見が交わされた広報分科会の様子>
11月も残りわずか、今年も忘年会シーズンを迎えました。
コロナ禍でここ数年は大勢が参加しての忘年会はなかなか難しい状況でしたが、コロナが5類になった今年は、以前同様の形で忘年会が開催されるのかと思いきや、そうでもなさそうなニュースが27日RKB毎日放送から流れました。
そのニュースは、 『東京商工リサーチが4700社を対象に調査したところ、約半数が忘年会を復活させることがわかりました。
一方で、独自アンケートでは若い世代を中心に29%が「職場の忘年会に参加したくない」と答え、コミュニケーションを図る目的での忘年会は岐路に立たされています。
▽そもそもニーズが高くない、▽忘年会は労働時間にカウントしなければならないおそれがあるとして、企業側が敬遠する動きもあります。
新型コロナによりほぼ一掃された企業主導型の「忘年会」。人々の意識の変化により“復活後”のあり方は変わろうとしています。』 と始まっていました。
私がサラリーマンの時代は、忘年会など飲み会の場は楽しみながら良好な人間関係を築き、仕事にも大いに役立てようと考える人が多かったため、何の抵抗もなく自然のままに多くの飲み会に参加するのが当たり前でした。
人の考えが多様化している現代社会にあっては、飲み会に対する考えも違ってくるのは当然なのかもしれません。