『「最後のびわ湖」を鈴木健吾(25=富士通)が日本新記録で制した。 2時間4分56秒で初優勝を果たし、大迫傑(ナイキ)が20年東京マラソンでマークした日本記録の2時間5分29秒を更新した。
レース後も笑顔で「このタイムが出ると思わなかった。自分が一番ビックリしている。最後の大会で日本記録、大会記録を出せて、誇りに思います」。日本人初となる2時間4分台を喜んだ。』日刊スポーツがレース終了直後に配信した記事です。
記事の最後に『大会は22年からは大阪マラソンと統合される。最後のびわ湖で、新たなヒーローが誕生した。』と記されており、まさに「最後のびわ湖」の快挙となりました。
男子マラソンの世界記録を調べてみると、歴代トップの記録は2時間1分39秒ととてつもない記録があり、昨年12月6日時点でトップ100人に日本人では大迫傑さんただ一人が87位に名を連ねていました。
世界のレベルにはまだかもしれませんが、日本人にとっては夢の4分台であり、大変な大記録だと思います。
コロナ禍でなんとなく沈みがちな日常に、とても明るいニュースだと思います。
『河野太郎行政改革担当相は26日、65歳以上の高齢者3600万人に必要な新型コロナウイルスワクチンを6月末までに全国の自治体へ配送を完了させる方針を示した。
これを受け、多くの自治体で65歳未満の一般住民向けにワクチンが広く接種されるのは7月以降となる見通しが強まった。
東京五輪開会式が行われる予定の7月23日までに大半の住民が接種を終えるのは困難な情勢だ。
高齢者や、医療従事者470万人が2回接種するのに必要なワクチンを6月中に全国に配送すると表明した。』26日夜、共同通信が配信した記事です。
記事の最後には『輸出元の欧州連合(EU)の承認が得られることが前提となる。』と記されていました。
ワクチンの接種時期を巡っては、これまでいろいろな報道がありましたが、現在接種を予定しているワクチンは、日本で開発製造されたものではなく、供給元次第で変更を余儀なくされるという政府の苦しい状況が分かります。
ワクチンは新型コロナウイルス感染症終息の切り札とも言われていますが、この1年間ワクチン無しで「新しい生活様式」の基、なんとかしのいできた実績もあります。
ワクチン接種というトンネルの出口が見えてきた今、ポジティブな気持ちで感染防止に努めていきたいと思います。
25日に開成町が発表した2021年度当初予算案が、26日の新聞各紙に掲載されました。
神静民報は1面トップで『新たな大型事業 土地区画整理や学童保育施設 総額108億円の積極編成』というタイトルと大文字が掲載されました。
記事には『新庁舎整備に関連する一連の事業(旧庁舎解体含む)がひと段落の一方、町道沿い土地区画整理、中学校改修、学童保育施設建設など新規大型事業が加わった。総額一般会計ともに前年度当初よりも大きい積極編成。』と記されています。
神奈川新聞の記事の書き出しは『県西地域では唯一人口増加を続けている開成町は』であり、道路などのインフラ整備や、子育て、教育施設の整備は人口の増加する元気な町としては大変重要なことだと考えます。
ただ、ハード面ばかりが目立つという意見を耳にするのも現実であり、子育て支援や高齢者・障がい者福祉の向上などを始め、人に優しい、住民生活の維持向上に寄与するための政策整備もバランスよく行う必要があると思います。
とりわけ今は、新型コロナウイルス感染拡大防止で自粛生活が続き、多くの町民が経済的にも不安を抱える中で、住民へのきめ細かな支援策をしっかり行うことが喫緊の大きな課題だと考えます。皆さんはこの予算案をどのようにお考えでしょうか。
開成町の老人会は、自治会ごとに組織化されていて私の住む円中地区は長生会という名称の老人会です。
コロナ禍の今年度は行事の大半が開催できず、会員同士が顔を合わせる機会が少なかったため、24日役員の方々が家に来てくれました。
数日かけて会員宅を訪問するとのことでした。
訪問の際、マスクと挨拶状を頂き、そこには『当たり前のように行事が実施できることがどれだけ奇跡的だったのか。改めて、そのありがたさを痛感しています。』と記されてありました。
更に『円中長生会の活動の原点は、会員同士が思いやりを持ってふれあい、共に考え、共に行動し、助け合うことだと思います。』
『「辛い」という字は、横に「一」を足すと「幸い」に変わります。このように辛くても会員同士がワン「一」チームで支え合えれば、「幸いな日々」に変わります。
先が見えない暗闇のようなコロナ禍ですが、こんな時だからこそ、「楽しく、仲よく、支えあい」の気持ちを大切にしたいと思います。
迎える来年度は、どんな変化にも負けないたくましさと、どんな変化も受け止めるしなやかさをもつ長生会活動を目指します。』と書かれていました。
私もこれを読んで感激しましたが、多くの会員が役員の訪問とあいさつ文に勇気づけられたのではないでしょうか。
人口が増加を続ける開成町も、人口の約4分の1は老人でありその割合は年々増加を辿っています。
そのような中で老人の会がこのような考えで運営されているというのは大変頼もしく、素晴らしいことではないでしょうか。
円中長生会役員の皆さんに感謝です。
FNNプライムオンラインは24日昼『政府は、首都圏などで感染者の減少スピードが鈍っていることを警戒しつつも、現時点で3月7日の全面解除には影響しないとみていて、GoToトラベルの段階的な再開にも踏み出す方針。
宣言が全面的に解除されれば、GoToトラベルを段階的に再開させる見通しで、当面、少人数での「県内旅行」を対象にする案が検討されている。
GoToの再開時期の検討も含め、政府はあらためて、感染拡大防止と経済の両立という難しい課題に取り組むことになる。』と伝えました。<『』内は記事抜粋>
緊急事態宣言の再発令をせざるを得なくなったのは、GoToによる気のゆるみが原因ではないか、また最初のGoToでは利用者が高級志向に走り、存続の危ぶまれる中小零細の事業者にはなかなか手当てが行き届かなかったという声も上がりました。
従ってGoToの再開は、記事の最後にあるように難しい課題に取り組むことになるのは間違いないと思います。
再開に当たっては、昨年の実態を十分に把握したうえでその成果や課題を踏まえて、有効で現実的な実施が出来るようしっかり検討いただきたいと思います。