『単独トップの新小結・大の里(23・二所ノ関)が関脇・阿炎(30・錣山)を押し出しで下し、12勝3敗で悲願の初優勝を果たした。
初土俵から7場所目の優勝は、幕下付け出しでは横綱・輪島の15場所を大きく塗り替える“史上最速V”の快挙となった。
大記録達成に国技館は大歓声に包まれ、土俵下では涙を拭うシーンも。
昨年5月場所に幕下付け出しで初土俵を踏んだ大の里は、7場所目で故郷石川県出身の大先輩でもある輪島の記録を超えた。石川県出身力士の優勝は横綱・輪島、元大関の出島に続く3人目。
「去年、5月場所でデビューして、1年後に幕内優勝することは想像していなかったので嬉しいです」と最速Vをかみしめた。
さらに1月の地震で被災した故郷・石川県の人たちに向けて「優勝する姿を石川県の人に見せられたと思うので、本当にうれしいですね」と笑顔をみせた。』 26日夕方TBSニュースの抜粋です。
先場所は尊富士が初土俵から所要10場所目での“史上最速V”を達成したばかりでまたもや快挙です。
横綱、大関陣の休場が相次いだ中とはいえ、素晴らしい記録ではないでしょうか。
能登半島地震で被災された石川県の方々にとって、大変嬉しいニュースであったと思います。
地元出身力士の優勝をきっかけに、復興に向けた動きがさらに活発に前進することを願っています。