『連合は1日、千葉県浦安市で中央委員会を開き、2024年春闘方針を正式に決定した。
定期昇給分を含めた賃上げの要求水準は「5%以上」とし、23年の「5%程度」から表現を強めた。
食品をはじめとする物価高が長引き実質賃金の前年割れが続いていることから、生活水準を向上させるために一段の賃上げを目指す。』 1日、時事通信社が配信した記事です。
記事には、 『 「物価高がすべて悪いわけではない。物価高に負けない賃上げが伴わないといけない」 と主張。
「経済の成長とともに賃金は上がり続けるということを根付かせ、次のステージへと転換する社会、経済をつくっていかなければいけない」 と強調し、団結を訴えた。』 とも記されていました。
食品などを始めとして物価高が続く中、労働者にとっては大変頼もしい主張です。
このように掲げた賃上げ要求の結果が、業績好調企業の組合員や連合傘下の組合だけにとどまることの無いよう、連合は全ての労働者を対象としたけん引役を果たして欲しいと思います。