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デマで買い占め <3月1日>

2020.03.1

 『トイレ紙 在庫潤沢 デマで買い占め「冷静に」 国内生産3割の静岡・富士、業界が憂慮【新型コロナ】』というタイトルの記事が3月1日静岡新聞から配信されました。

 記事は『新型コロナウイルスの感染拡大に伴うデマの影響で、静岡県内各地の量販店やドラッグストアの店頭からトイレットペーパーなどが品切れになっている。

 政府高官が買い占めの自粛を要請したが、29日には富士市の製紙メーカー直売店に客が詰め掛け、在庫は十分あるのに販売が中止に追い込まれた。

 トイレットペーパーの原材料不足など根拠のないデマが発端とされ、家庭紙の国内シェア3割を誇る富士市の業界関係者は「在庫は潤沢」と、消費者に冷静な対応を求めている。』と伝えています。

 29日娘が家に来て、「ドラックストアにトイレットペーパーが何もなくなった」という話しをしていました。

 夕方コピー用紙を買いに量販店に行くと、そこにもいつも大量に並んでいる棚には、トイレットペーパーは全くない状況で、同じ棚にティッシュペーパーが数個と普段より少なめになったペーパータオルが並んでいるだけでした。

 テレビでトイレットペーパーの在庫がなくなった都内のドラックストアの様子が報じられていましたが、時間差なく神奈川県西部地域も同様の状況になりました。

 新型コロナウイルスの感染防止で普段は付けていない大勢の人がマスクを着用するという事態で、マスクの需要が高まり、ましてその主要生産拠点が中国ということになればマスクが品薄になるのは理解できます。

 しかし、製品のほとんどを国内で生産し、トイレに行く頻度が増えるような症状の報告がない新型ウイルスで、需要が増大することもなく、生産の減少もないトイレットペーパーが品薄になるはずがないと思っていましたが、この記事で間違いないことが確認できました。

 新型コロナウイルスの感染防止のために、様々な非常事態の対応が求められていることは事実ですが、デマや風評被害で本当に必要とする人が困ることの無いよう、日常生活の中で私たちは冷静に行動することが重要だと思います。