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今年から公開取りやめ <5月27日>

2023.05.27

 『陸上自衛隊で最大の実弾演習「富士総合火力演習(総火演)」が27日、静岡県の東富士演習場であった。

 陸自は約60年間にわたり、演習場に観客を入れて訓練を公開してきたが、今回から取りやめることにした。

 富士山の裾野に広がる東富士演習場。戦車の砲が火を噴くと、爆音がとどろいた。

 毎年おなじみの光景だが、この日は、かつて周囲を埋め尽くした観客の姿はなかった。演習の様子は、ユーチューブでライブ配信された。』 27日朝日新聞デジタルが配信した記事です。

 記事には、弾薬だけで約10億7千万円、会場設営などで約5千人の人手が取られていたとの掲載があり、「富士総合火力演習(総火演)」の規模の大きさが伺い知れます。

 『今回から一般公開なしとした理由について、陸自は「部隊の人的資源を本来の目的である教育訓練に注力するため」と説明する。』 との記載もありました。

 世界の情勢、とりわけロシア・中国・北朝鮮など近隣諸国の動きが不穏を増す中、訓練に集中できる体制の確保は当然ではないかと思います。

 「備えあれば患いなし」と言いますが、自衛隊の軍事に関する出動が決してあってはならないと願っています。