『首相はゼロ高い「壁」』は23日神奈川新聞の「学ぶ」面「女性リーダー」という記事のタイトルに付けられた言葉です。
記事は『自民党トップの菅義偉さん(71)が99代目の首相になりました。これまでの首相は全員男性です。
新しい内閣の大臣も20人中、女性は2人。国会の衆議院議員と参議院議員合わせて、710人の議員のうち、女性は102人しかいません。
学校はだいたい男女半分ずつなのにどうしてでしょうか。女性が政治家になるのは、高い「壁」があると言われています。
「リーダーになるのは男の人だ」という思い込みやかたよった見方があり、自分自身であきらめてしまったり、家族や知人に反対されたりすることが多いのです。(途中省略)
いま会社などでも、リーダーの30%を女性にしようという動きがあります。女性の数が30%以上になると特別ではなくなり、ものごとを決めるときに、女性の意見が反映されるのが当たり前の空気に変わっていくと考えられているのです。』と記されていました。
最後は『18歳になれば、選挙で投票ができます。どのような社会にしたいのか、いまから考えてみてくださいね。』と結ばれています。
国会議員の女性の占める割合は14%。大臣の割合は10%とのことです。開成町の町会議員は12人のうち2人が女性で約17%、大変少ないようですが、国会議員よりは女性の比率が多いといえます。
政治の世界に多くの女性が進出することはいろいろな面でバランスもとれ、良いことだということは言うまでもありません。
しかし女性にはハードルが高いというのも現実です。
性別にかかわらず国会議員や地方議員誰でも初めは分からないこと知らないことが多いのは当然ですが、先ずは政治に興味がありみんなの代表として頑張ろうという強い志があれば大丈夫だと思います。
記事に『自分自身であきらめてしまったり、家族や知人に反対されたりすることが多いのです。』という掲載がありますが、むしろ興味がある女性がいたら、みんなで背中を押し応援すべきではないでしょうか。