ブログBlog

New Entry

Category

「軽度」とみなさず <1月7日>

2022.01.7

 『世界保健機関(WHO)当局者は6日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株について、デルタ株に比べ症状は重症化しないもようとしつつも、「軽度」に位置付けるべきでないという認識を示した。』7日未明ロイターが配信した記事です。

 記事は『若年層を中心に重症化リスクは低い可能性があることを示している。しかし、高齢者への影響については十分なデータに欠けるという。

 WHOのテドロス事務局長は、感染者が急増する状況において、オミクロン株を「軽度」に分類すべきでないと警鐘を鳴らした。』と続いています。

 7日の感染状況についてインターネットのニュースでは、全国の感染者数が6000人を超え、沖縄で1400人を超える4桁、東京は922人、大阪も676人と先週に比べ約8倍から12倍と、とてつもない勢いで増加しています。

 一部の地域ではまん延防止等重点措置が9日から適用されるというニュースが流れていますが、対象にならない地域においても国の対策を待つのではなく早め早めの自衛策を講じることが必要だと思います。

 感染が落ち着いていた年末に計画された年明けの様々なイベントなどは、既に中止の検討に入ったという動きが聞こえてきました。

 地方の自治体は公共施設の使用を中止するなど、自らできる対策を早期にスタートさせるべきだと思います。

 出遅れたら莫大な数の感染者が出てしまう。海外の例や沖縄などの状況を見て、もはや躊躇の余地はないのではないでしょうか。