ブログBlog

New Entry

Category

がん検診5市町で縮小 <5月13日>

2021.05.13

 13日、読売新聞湘南面に大きく『がん検診5市町で縮小』という見出しのついた記事が掲載されていました。

 記事は『がん検診の受診率がコロナ下で低下している。県内の5市町では今年度、新型コロナウイルスのワクチン接種事業に職員や会場を割く影響などから、検診の回数を減らす。

 昨年度も県内市町村の7割で検診が一部中止され、感染を恐れる人の受診控えも相次いだ。

 がん専門医は「この状況が続けば、早期発見・治療の機会を逸し、救えるはずの命を救えなくなるケースも出てくる」と警鐘を鳴らす。』と始まっていました。

 記事は『読売新聞は4月末~今月初旬、県内の33市町村にコロナ下での各種がん検診の実施状況や予定を尋ねた。(途中省略)

 昨年度は、24市町がいずれかの検診を一部中止したり、回数を減らしたりしていた。このうち横浜市の鶴見区と旭区、開成町は集団検診をすべて中止し、個別検診のみだった。(途中省略)

 相模原、横須賀、平塚市、開成、箱根町の5市町では今年度も、検診の回数削減や一部中止が続く。』と記されていました。

 その理由として記事は、『医療福祉部門の職員らがコロナ対応に追われ、ワクチン接種も迅速に進める必要に迫られる中、やむを得ずの対応だ。』としていますが、コロナ禍で県内どこの自治体も同じ状況の中、自治体によって対応が違うということに疑問を感じます。

 昨年、今年と2年連続で検診の回数削減や一部中止が続くことで、専門家が指摘のように救えるはずの命が救えなくなってしまったらそれこそ大変だと思います。

 5市町の皆さんはどのようにお考えでしょうか。

※ブログには平素コロナ禍という字を使用していますが新聞記事はコロナ下との掲載であり下という字をそのまま使用しました。