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頼もしいワクチン <5月12日>

2021.05.12

 12日昼、日テレニュースは、『横浜市立大学は、ファイザー製のワクチンを2回接種した人の血清を使った研究で、イギリス型やインド型の変異ウイルスについても9割を超える人にワクチンが働いているとする新たな研究結果を発表しました。

 研究では、ファイザー製ワクチンを2回接種した日本の医療従事者105人の血清を使い、人工的に作り出した変異ウイルス別に、ウイルスの働きを抑える「中和抗体」が産生されるかどうか実験しました。

 その結果、「中和抗体」が産生された人は、従来型は99パーセント、イギリス型は94パーセント、インド型は97パーセントでした。

 一方で、1回目の接種後では「中和抗体」が産生された人がイギリス型で18パーセント、インド型で37パーセントにとどまったということです。』と伝えました。

 これまで変異株にはワクチンの効果が弱まるという報道もありましたが、今回の研究ではファイザー製のワクチンを2回接種すればすべての変異ウイルスの働きを、高い確率で抑えられるとのことでした。

 県西地域でも医療従事者はすでに1回は接種が完了し、高齢者も今月中にはスタートするという運びになっており、今回のニュースはワクチン接種に対してさらに期待の高まる朗報だと思います。

 今後は、その頼もしいワクチンをいかに順調に入手し、決められた優先順位に基づきスムースな接種が進められるか、入手する政府と具体的に接種の段取りを行う自治体の動きにかかっており、一日も早く希望する国民全員に接種が行われるよう全力で取り組んでほしいと思います。